トランプ大統領「くら寿司USA」株を大量取得 …ボーイングやエヌビディアなど…「利益相反」指摘も【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-05-21 11:22

アメリカに展開する回転ずしチェーン「くら寿司」。その子会社の株式を、トランプ大統領が大量に取得していたことが分かりました。ほかにも、幅広い銘柄を取引していることが明らかになり“利益相反ではないか”と指摘されています。

【写真で見る】「テスラ」や「アップル」も トランプ氏が売買した企業の株は?

トランプ大統領 「くら寿司USA」株を取得

日本でおなじみの回転ずしチェーン「くら寿司」がアメリカに進出したのは17年前の2009年。

全米各地で91店舗を展開していて、さらに14店舗のオープンが予定されています。


「大好きです。1番は“和牛”、2番はフィラデルフィア・ロール」
「家族連れにも最高ですが、1人で立ち寄っても気楽でいい」

このくら寿司のアメリカ子会社「くら寿司USA」の株式を大量に取得していたのが、トランプ大統領です。

アメリカ政府が公開した資料によると、株式取得は2026年2月。約1億6000万円から8億円の範囲だとされています。生魚が苦手なトランプ氏がなぜ株式を取得したのか、経緯は明らかにされていません。

航空機大手「ボーイング」などの株も売買 専門家「利益相反のにおい」

トランプ氏が2026年1月から3月までに行った株式などの証券取引は、あわせて3700件以上。総額は約350億円を超えます。

その中には14日、トランプ氏が中国を訪問した際に同行した企業も。首脳会談の場には、トランプ氏が一人ずつ習主席に紹介したという企業のトップら。ここにいるほぼ全ての企業の株をトランプ氏は売買していました。

「テスラ」や「アップル」、半導体大手の「エヌビディア」や、航空機大手の「ボーイング」。政権の政策に株価が左右される企業が並びます。少なくとも約1億6000万円相当の株を2月に買っていたボーイング社については...

トランプ大統領(15日)
「ボーイング機200機以上の受注と、将来的に750機まで拡大する約束をした」

大統領の株式売買は禁止されていないものの、これほどの規模の取引をするのは異例のことです。

上智大学 前嶋和弘 教授
「自分にとってメリットがある企業、自分が育てている企業に対し投資する感覚。これはビジネスマンだったらいいが、まさに政策を動かしていく人物が株・証券取引をするということは、はっきり言えば利益相反のにおいがかなりする」

大統領の行為として問題があるのではないかと問われ、バンス副大統領は...

バンス副大統領
「大統領は執務室のパソコンで株式の売買をしているわけではない。そんなのは馬鹿げている。彼の財務アドバイザーが資産管理を行っている」

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