ホワイトソックス西田陸浮「靴脱げてヤバっ!と思って(笑)」”ハプニング”なデビュー戦も勝利に貢献 村上は初回に”祝砲18号”!チームは再び「貯金1」

■MLB ホワイトソックスーツインズ(日本時間26日、レート・フィールド)
ホワイトソックスの西田陸浮(25)がメジャー昇格。即スタメンに起用され、初安打を放ち、そして、守備ではワンバウンドの好投球でチームの勝利に貢献した。
ホワイトソックスの村上宗隆(26)が本拠地のツインズ戦に“2番・一塁”で先発出場、そして、メジャー初昇格した西田陸浮(25)も“9番・ライト”で初スタメン。日本人野手が複数スタメンになるのは06年のイチロー・城島健司(マリナーズ)、08年の田口壮、井口資仁(フィリーズ)、12年のイチロー・川崎宗則(マリナーズ)以来、3チーム4度目となった。
プロ4年目で初メジャー昇格となった西田は試合前に「すごく嬉しい気持ちもあり、緊張してます」と話した。また、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(52)の”代名詞”でもある背番号51をつけていることについて「これはやばいっす。これは正直変えた方がいいと思っているぐらい重いですね。まだ『イチローさん』って呼べないですから。それくらい偉大な方です」と、”背番号の重み”について熱く語った。
西田は、まず守備でみせた。2回、2死1,2塁の場面でA.ジャクソン(30、ツインズ)が打った右前安打を本塁へワンバウンド送球でO.アルシア(31、ツインズ)をタッチアウト。好投球で勝ち越しを阻止した。さらに、4回第2打席で中前安打を放った西田。これがメジャー初ヒットとなった。
2番・村上も第1打席で18号ソロホームランを放ちチームの勝利に貢献、西田のメジャーデビューに”祝砲”を送った。また、村上はア・リーグ本塁打争いをしているヤンキースのA.ジャッジ(34)を上回りリーグ単独トップになった。ホワイトソックスは3-1で競り勝ち、本拠地で再び貯金を「1」にした。
試合後、西田はメジャーデビュー戦について「ほぼ覚えてないっす(笑) とりあえず集中してました」と試合に”全集中”していたことを話し、初ヒットについては「めっちゃ嬉しい!」と喜んだ。
さらに、レーザービームのような送球について問われると「刺せると思って投げる時に靴が脱げたんで、『やばっ』っと思って(笑)」とハプニングがあったことを告白。「ちょっとずれてましたよね。多分、上手いこと拾ってくれたけど、 ちゃんと投げないとダメっすね、そこは」自身の送球について反省点を述べた。
試合後、ホワイトソックスのベナブル監督は、「私たちが期待していた通りのプレーをしてくれた。本当に優れた守備ができるし、打席でのクオリティも非常に高い。彼は見ていて楽しいし、野球場で多くのことができる素晴らしい選手」と西田のメジャーデビュー戦をほめた。
■西田陸浮(にしだ・りくう)
2001年5月6日生まれ。25歳。大阪府出身。ダルビッシュ有(39、パドレス)と同じ東北高校卒業後、アメリカの2年制のカレッジに進学。22年秋にオレゴン大学に編入し、23年にホワイトソックスに11巡目指名(全体329位)で入団。2Aでは137試合で50盗塁を記録、4月に3Aに昇格し、約1か月でメジャー昇格を果たした。