「エルニーニョ現象」発生 一般的には冷夏傾向も「記録的高温となった23年夏と似た状態 全国的に高温傾向」 台風の寿命も長期化か 気象庁

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2026-06-10 14:58

「エルニーニョ現象」発生 一般的には冷夏傾向も…「高温傾向」か

気象庁は「今年春からエルニーニョ現象が発生しているとみられる」と発表しました。一般的には冷夏傾向ですが、今年は「全国的に高温傾向だ」としています。

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エルニーニョ現象は、南米ペルー沖から中部太平洋の赤道域にかけて、海面の水温が平年に比べて高い状態が1年程度続く現象です。

気象庁によりますと、前回、エルニーニョ現象が生じていたのは、2023年の春から翌年の春にかけてで、発生はおよそ2年ぶりです。

今年は猛暑か「大気の状況が2023年と似ている」

エルニーニョ現象が発生すると、日本では一般的に冷夏になりやすいとされていますが、近年は温暖化などの影響で、エルニーニョ現象でも猛暑となる場合があります。前回、エルニーニョ現象が発生していた2023年の夏は、観測史上2位タイの猛暑となっています。

今年の夏についても、気象庁は「大気の状況が2023年と似ている。エルニーニョ現象が発生する可能性も含めて予測しても、偏西風が北を流れやすく太平洋高気圧の張り出しが強い見込みで、全国的に高温傾向だ」として、熱中症などに十分注意するよう呼びかけています。

台風の発生にも特徴 寿命が長く中心気圧が低くなりやすい

また、台風の発生にも特徴があるといいます。エルニーニョ現象が発生すると、台風の発生位置が南側にずれる傾向があり、暖かい海の上を台風が進むため、寿命が長く、中心気圧が低くなりやすいということです。

エルニーニョ現象は秋にかけて続く見通しです。

さらに、気象庁の担当者は「継続期間の長い現象で、一般的に冬にかけて発達することが多い。エルニーニョ現象が発生していると暖冬になりやすい」としています。

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