「ごま油」市場規模拡大で専門店も…「焙煎ごま油」と「太白ごま油」調味料ソムリエに聞く上手な使い方【Nスタ解説】
香ばしい香りが食欲をかき立てる「ごま油」。実はその市場規模は右肩上がり。「専門店」や「搾りたてのごま油」まで登場しています。
【写真を見る】調味料ソムリエが教える「ごま油の上手な使い方」サラダやデザートにも…
なぜ「開けゴマ」?知らないゴマの効果
山形純菜キャスター:
ごまは、一つのサヤのなかに100粒ほどぎっしり詰まっていて、ごまの実が熟すとサヤがパカッと開きます。その様子から「開けごま」の由来になったという説もあるんです(※竹本油脂によると)。
管理栄養士の渥美まゆ美さんによると、ごまには、セサミンなど「ゴマリグナン」というポリフェノールが含まれているそうです。これらは抗酸化作用があり、細胞の機能の衰えが急降下するのを和らげる効果があるということです。
ただ、食べ方次第では損をしている可能性があると言います。
食べ方次第では損!「ごま」の効果的な摂取法は?
山形キャスター:
管理栄養士の渥美さんによりますと、「粒のまま」では硬い殻に覆われているため、消化しにくく、よく噛まないと栄養素を摂取しにくいということです。
そのため、▼効率的に栄養摂取するには「ごま油」がいいとのこと。
したがって、いりごまより、すりごま、さらに、ごま油の方がいいそうです。
1食の摂取量の目安は「小さじ1杯」です。
なお、小さじ1杯に、ごまは約4000個分含まれているということです(※竹本油脂によると)。
原材料は同じなのに色が違う「ごま油」の謎
山形キャスター:
茶色や白色など、ごま油には色々な種類があります。違いは分かりますか。
竹本油脂によりますと、実は原材料は同じで、白ごま・黒ごま・金ごまなどをミックスしています。
「焙煎度」で違いが出てくるということで、よく焙煎すると色が濃くなり、香りも出るということです。
ちなみに、白いごま油の「太白ごま油」は、焙煎せず生のまま絞っているとのこと。凝縮した旨みはあるが、ほとんど香りがないそうです。
炒めるだけではなく、デザートにちょい足しも… 上手な使い方
山形キャスター:
ごま油は、それぞれの料理で使い分けができます。調味料ソムリエのMICHIKOさんに「上手な使い方」を伺いました。
▼焙煎ごま油
香り・風味を楽しめる料理におすすめ
●肉野菜炒めなどのガッツリ系の炒め物
→最初と仕上げ2度使いがおすすめ
●バニラアイスにちょい足し
→濃厚さが増し、癖になる味に
▼太白ごま油
うま味をプラスしたい料理におすすめ
●サラダ 塩・レモンと一緒に最後にひと回し
●カルパッチョ サーモン・白身魚にひと回し
また、この時期に「卵焼き」を作る際は、だしの代わりにごま油を使うと良いということです。
管理栄養士の渥美さんによりますと、
▼保水力が高くふわふわに
▼水分を入れないことで、食中毒のリスクが下がる、ということです。
なお、卵1個につき、小さじ1杯分のごま油を入れるのがおすすめです。
味付けに塩やお砂糖をお好みで入れて、ぜひお試しください。