【唇縫い付け事件】見えてきた女の異様な“同居生活”「家出人を住まわせ…」「女性が掃除を」被害女性は24時間飲食できず「助けて」紙にSOS【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-07-09 11:29

同居する女性の唇を縫い付けたとして逮捕された49歳の女。取材を重ねると、その異様な生活の実態が見えてきました。

【写真で見る】大ジョッキ片手にピースサインをする桜井政恵容疑者(49)

被害女性は唇を縫われ、24時間飲食もできず…「助けてくれ」紙に書いたSOS

2年前、知人の歌に合わせ、手拍子を送る桜井容疑者姿が目撃されていました。

大ジョッキ片手にピースサイン。左手に書かれているのは、タトゥーでしょうか。

SNSには、外国の民族衣装風の服を身にまとった姿も。

自称・アルバイト従業員の桜井政恵容疑者(49)は6月29日、茨城県古河市の自宅で、同居する42歳の女性のくちびるを縫い付け、けがをさせた疑いで逮捕されました。

事件が発覚したのは6月30日。マスク姿の女性が、近くの商店に助けを求めました。手に握られていたのは、「助けてくれ」と書かれた紙。

店員が電話で警察に通報しましたが、女性はくちびるを縫われ、話すことができない状態だったということです。

捜査関係者によると、女性の口は鼻の下から下唇の下まで複数回針が通され、縫い合わされていました。糸は口の中を通されていて、外からは見えづらい状態だったということです。

女性はくちびるを縫われてから約24時間、水も食事もとれない状態でしたが、桜井容疑者が外出した隙をつき、住宅から逃げ出したといいます。

被害女性
「桜井容疑者が怖くて、すぐには逃げられなかった」

現場となったこの家で、何が起きていたのか。

「女性が掃除をしていた」容疑者の知人が証言 見えてきた“異様な同居生活”

桜井容疑者は1年ほど前に引っ越してきたとみられ、被害者の女性のほかにも同居人がいたとみられています。

桜井容疑者の元同僚
「家出して行くところがない子を住まわせて、仕事も紹介してみたいなことは聞いていた」

――ボランティア的に?
「ではないと思う。お金はもらっていたと思う」

自宅を訪れたことがあるという知人は…

桜井容疑者の自宅を訪れた知人
「(桜井容疑者の部屋は)玄関入って廊下があって奥。そこにベッドがあって狭い。6畳くらいの部屋でダブルベッドが1つ置いてある。猫がそこにいて、自分(桜井容疑者)の居住スペースだと思う」

この知人が訪れたのは半年から1年ほど前。そのとき、ある違和感を抱いたといいます。

桜井容疑者の自宅を訪れた知人
「桜井容疑者と、他に2人くらいいた」

――女性ですか?
「うん。よくは分からないけど、何でこの人がいるんだろうって感じ。何やってるんだろうって感じ。掃除していたよ」

桜井容疑者が2025年2月まで勤務していた飲食店の元同僚も、本人から、こんな話を聞かされたと明かします。

桜井容疑者の元同僚
「同居人みたいな、シェアハウスみたいなそんな感じ。家出して行くところがない子を住まわせて、仕事も紹介してみたいなことは聞いた。『(同居人から)お金をもらっている』と言っていた」

定期的に桜井容疑者の自宅へ荷物を届けていたという配達員は、家の様子について。

荷物を届けていた配達員
「大きい箱の飲み物とかあったんで、宅配ボックスに入らないんで、直接手渡し。対面で会って渡すという感じ。『お届けにまいりました』『ありがとうございます』くらいのそつない会話ですね。カーテンがあったので中が見えない感じだった。入口でいつも受け取ってもらっていたので、中までは見えないんで」

近隣住民が事件1か月前に目撃した“異様な光景”

事件の1か月前には、こんな異様な光景も目撃されていました。

近所の住人が撮影した画像には、半袖姿で膝を抱え、うずくまる女性の姿が…

近隣住民
「女性は夜中からずっと真っ暗ななかうずくまって、朝仕事行くときもそのまま、雨どしゃぶりの中、座っていたりしてた。ちょっとおかしいなとは思っていたが、声をかけづらくて通報もしづらかったのでできなかった」

この女性が被害者本人かどうかはわかっていません。

ただ、桜井容疑者は、トラブルが絶えなかったといいます。

桜井容疑者の元同僚
「まじめに来るには来てたけど、うそをついて帰ったり、『身内の旦那が死にそうで、病院に行かなきゃ』と言って、実は飲み会だった」

桜井容疑者と被害にあった女性や、ほかに同居していた人物がどんな関係だったのか。警察は関係性や詳しいいきさつを調べています。

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