猫に伝わりやすい『褒め方・叱り方』の方法3つ 誤った方法では逆効果に?やってはいけないNG行為も
愛猫とうまく付き合うために、正しい褒め方や叱り方を知っていますか?間違った方法は逆効果になることも。本記事では、猫に気持ちが伝わるコツと、やってはいけない行為について解説していきます。
猫に伝わりやすい「褒め方」の方法3選

1.良い行動の「直後」に褒める
猫は過去の出来事を結びつけて考えることが苦手な動物です。
そのため、爪研ぎを正しい場所でできたときや、お留守番が上手にできたときは、その行動が終わった瞬間にすかさず褒めることが大切です。
時間が経ってから褒めても、猫は何に対して褒められているのか全く理解できません。「今のが良かったんだ」とすぐに分からせるようにしましょう。
2.高くて優しい声でなでる
猫は人間の声のトーンにとても敏感です。褒めるときは、いつもより少し高めの優しい声を意識して発するようにしましょう。
そして、猫が触られて喜ぶアゴの下や耳の後ろなどを優しくなでてあげます。嬉しそうな高い声と気持ち良いスキンシップがセットになることで、猫は飼い主に褒められていることをしっかりと実感し、安心します。
3.おやつをご褒美にする
言葉やスキンシップだけでなく、視覚や味覚で分かりやすいご褒美を与えることも非常に効果的です。
ブラッシングや爪切りを嫌がらずに頑張ったときなど、特別な行動のあとに大好物のおやつを少量あげてみましょう。
猫の中で「これを頑張ったら美味しいものがもらえる」という良い記憶になり、次からも進んで行動してくれるようになります。
猫に伝わりやすい「叱り方」の方法3選

1.いたずらの「その瞬間」に叱る
叱るときに最も重要なのはタイミングです。例えば、仕事から帰ってきたら部屋が荒らされていたという場合、あとから猫を叱っても絶対に意味がありません。
猫は「今」怒られていることしか理解できないため、ゴミ箱をあさっている瞬間や、壁で爪を研ごうとしたその瞬間に、その場で現行犯として注意することが鉄則となります。
2.低く短い言葉で伝える
猫に注意をするときは、長々と説教をしても伝わりません。猫にとって人間の長い言葉はただの雑音になってしまいます。
いたずらを見つけたら、「ダメ」「コラ」といった短く分かりやすい言葉を、低く太い声で一言だけピシッと発するようにしましょう。
いつもと違う低い声の響きに猫が驚き、ハッとして行動をやめるようになります。
3.苦手な音を使う
猫に直接怒るのではなく、「いたずらをしたら嫌なことが起きた」と思わせる方法も有効です。
いたずらの瞬間に、飼い主の姿を隠しながら手をパチンと叩いたり、空のペットボトルを床に落として大きな音を立てたりします。
猫は飼い主に怒られたとは思わず、その場所や行動自体を嫌なものだと学習するため、自然といたずらをやめるようになります。
やってはいけないNG行為

大声で怒鳴る・叩く
感情を爆発させて大声で怒鳴り散らしたり、叩いたりする行為は絶対にやらないでください。
体の小さな猫にとって、大好きな飼い主から暴力を振るわれることは恐怖でしかありません。
いたずらをやめるどころか、飼い主そのものを「怖い天敵」だと認識するようになり、近づいてくれなくなったり、怯えて攻撃的になったりします。
しつこく長々と怒る
猫がいたずらをやめて反省しているような態度を見せているのに、しつこく説教を続けるのは逆効果です。
猫は何に対して怒られているのか分からなくなり、ただただ強いストレスを感じてしまいます。
叱る行為は一瞬で終わらせることが基本です。終わったあとはいつまでも引きずらず、いつも通りの態度で接してあげるようにしましょう。
名前を呼びながら叱る
「〇〇ちゃん、ダメでしょ!」と名前を呼びながら叱る飼い主は多いですが、これは大きな間違いです。
名前と一緒に叱られ続けると、猫は「自分の名前=嫌なことが起きる合図」だと学習してしまいます。
そうなると、普段の生活で優しく名前を呼んでも、怒られると勘違いして逃げ出したり、無視したりするようになってしまいます。
家族でルールがバラバラ
同じ家庭の中で、猫への対応が人によって違うと猫はとても混乱します。
お父さんは叱るけれど、お母さんは大目に見て褒める、といったバラバラな状態では、猫は何が正しくて何が悪いのか判断できません。
これではしつけの効果が全く出なくなってしまうため、事前に家族全員で「何がダメか」のルールを統一しておく必要があります。
まとめ

言葉の通じない愛猫への接し方は少し難しく感じるかもしれません。
しかし、猫の習性をしっかりと理解し、タイミングを見極めて正しく褒めたり叱ったりすれば、気持ちは必ず伝わります。
間違った方法で怖がらせるのではなく、お互いが快適に暮らせるルールを作り、愛猫との絆をより一層深めていきましょうね。
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