独占取材「ザ・ローリング・ストーンズ」結成64年で語った「すべてを新しくする必要はない」【news23】

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2026-07-11 16:01
独占取材「ザ・ローリング・ストーンズ」結成64年で語った「すべてを新しくする必要はない」【news23】

7月10日にニューアルバムを世界同時発売した「ザ・ローリング・ストーンズ」。音楽が持つ力、親友の死との向き合い方、そして引退について。メンバー全員が日本のメディアで唯一となる独占インタビューに答えました。

【写真で見る】独占取材「ザ・ローリング・ストーンズ」

独占取材「ザ・ローリング・ストーンズ」インタビュー

ザ・ローリング・ストーンズはイギリスのロックバンドで、ボーカルのミック・ジャガー(82)、ギターのロニー・ウッド(79)、同じくギターのキース・リチャーズ(82)の3人で構成されています。

記者
「スタジオの雰囲気は?」

ザ・ローリング・ストーンズ キース・リチャーズ
「最高だったよ。ストーンズの仕事はいつも楽しいんだ」

シンボルは世界で最も有名なロゴの1つ、「リップス・アンド・タン」。

イギリス・ロンドンで誕生した伝説的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」です。

今年で結成64年。7月10日(金)に、3年ぶりとなるニューアルバム「フォーリン・タングス」を世界同時発売しました。

記者
「新作レコーディング中の雰囲気はどうでしたか?」

ザ・ローリング・ストーンズ ミック・ジャガー
「良かったよ。ケンカも多くなかったし」

今回、日本のメディアで唯一、ローリング・ストーンズを独占インタビュー。メンバー全員が取材に応じ、音楽が持つ力や“親友の死”との向き合い方、そして、引退について語りました。

「音楽は俺たちを1つにできる唯一の言語」

新アルバムのタイトルは、“外国の言葉”を意味する「フォーリン・タングス」。新曲の歌詞が流れるビデオには、日本語など、様々な外国の言葉が登場します。

キース・リチャーズ
「俺たちは同じ地球上に住んでいるのに、相手の言葉を理解できない。(新型コロナの)パンデミックや戦争があった。音楽は俺たちの心を支え、前向きな気持ちにしてくれるんだ。(音楽は)人々を結び付けるものであり、俺たち全員を一つにできる唯一の言語なんだ。音楽が“人と人をつなぐ”と考えると、すごくいい気分になるよ」

アルバムのタイトル「フォーリン・タングス」そのものに“大きな意味”があるのか聞くと…

キース・リチャーズ
「個人的にはUFOと関係があると思ったんだけど」

記者
「UFO?なぜですか」

キース・リチャーズ
「(宇宙人の言葉は)俺が知らない唯一の言語だからね」

「イン・ザ・スターズ」のミュージックビデオには、AIの“ディープフェイク技術”によって、1970年代ごろの姿に戻ったメンバーが登場します。

外見は、およそ50歳若返っていますが、歌声は現在82歳のミック・ジャガーの歌声です。

記者
「あなたの歌唱は今も変わらず、ダイナミックで力強い。どうやって維持しているのですか」

ミック・ジャガー
「情熱だね。何度も聴くし、長い間残るものだから、できる限り最高の仕上がりにしないといけない。毎日ギターを弾いてるんだ。歌もだいたい毎日歌ってる。たまに少しサボって1日休むこともあるけど、たとえ1〜2時間でもやれば、それでいいんだよ。とにかくひたすら努力するしかないんだ。そして、できる限り長く続けられることを願うだけさ」

「自分を信じて腕を磨け AIを恐れるな」

次に、ギタリストのロニー・ウッドさんに、新曲「イン・ザ・スターズ」のミュージックビデオで使われたAIについて聞きました。

AIは楽曲をも制作し、アーティストたちの脅威になっていますが、ロニーさんは「自分を信じて腕を磨け。AIを恐れるな」と語りました。

ザ・ローリング・ストーンズ ロニー・ウッド
「(アーティストたちは)“AIが自分の才能を脅かす”と怖がっている。彼らには“才能”があるはずだ。もし伝えるべきメッセージと、それを実行する力があるのなら、AIは脅威にならない。俺はいつも絵画や音楽の腕を少しでも磨くよう心がけているんだ。目指すべき目標があって、自分のレベルを上げていくのは、いつだって素晴らしいことだよ。そう、“常に上を目指していく”ってことさ」

「すべてを新しくする必要はない」

一度も解散せずに第一線を走り続けているザ・ローリング・ストーンズ。

結成からの64年で、社会もバンドも、あまりに多くのことが変わりました。

しかし、メンバーは「すべてを新しくする必要はない」と話します。

新作に収録されている「ヒット・ミー・イン・ザ・ヘッド」には、5年前に80歳で亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツさんの演奏が使われています。

キース・リチャーズ
「以前のトラックが残っていたんだ。それを聴きながら、『チャーリーがいないからって、全てを新しくする必要は無い』ってね」。こうすればチャーリーと俺たちは一緒にいることができる。チャーリー・ワッツを終わらせないためでもあった」

記者
「彼はメンバーとして、いつも一緒にいるということですか?」

キース・リチャーズ
「そうだよ。チャーリーは俺の親友でもあるんだ」

最後までバンドのメンバーであり続けたチャーリーさん。

2016年、私たちの取材に応じたチャーリーさん(当時75)は、「ザ・ローリング・ストーンズにとって、“最後のアルバム”なんてものはない」と語っていました。

「今でも演奏に興味があるし、楽しい」

現在、82歳のミック・ジャガーさんに引退について聞くと…

ミック・ジャガー
「いつまでも演奏を続けられるわけじゃない。何事もいつか終わりが来るものだ。でも、今も演奏に興味があるし、やっていて楽しい。それに、まだ高いレベルで演奏できる自信もある」

ミックさんとロニーさんは7月8日(水)にイギリス・ロンドンで、サプライズでパフォーマンスを披露しました。

ザ・ローリング・ストーンズは終わらない。伝説は今も生き続けています。

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