犬に絶対やってはいけない『暑さ対策』4選 逆効果となる危険行為や猛暑を乗り切る方法まで
年々暑くなっているようにすら感じる日本の夏。体を被毛で覆われている犬にとっては暑さはさらに過酷なものですし、犬種やライフステージによっては一層の注意が必要です。あなたはこんな暑さ対策で愛犬を危険に晒してはいませんか?
絶対NG!犬のためにならない暑さ対策

エアコンの効いた部屋に閉じ込める
暑さ対策としてもはや欠かすことができないのがエアコン。人間にとっても犬にとっても、冷房設備なしには猛暑を無事に乗り切ることは不可能と言っても過言ではありません。
日中は愛犬だけでお留守番させているという家庭では、エアコンは常につけっぱなしというのが常識でしょう。
ですが注意したいのは、エアコンの効いた部屋から犬が逃げられない状態になっていないかということです。エアコンが効きすぎるとかえって寒くなってしまうこともあり、体調を崩す原因にもなりかねません。
犬が寒いと感じたときにエアコンの効いていない部屋や廊下に出られたり、毛布などの暖を取れるものを用意しておくなど、逃げ場を作っておくことが重要です。
扇風機だけでしのぐ
エアコンと並ぶ暑さ対策アイテムといえば扇風機です。人間の場合「今日はそこまで暑くないから扇風機だけで何とかなるかな」と判断する日もあるかもしれませんが、犬にとっては扇風機だけで暑さをしのぐというのは不可能に等しいでしょう。
扇風機で涼しいと感じるのは、扇風機の風で汗が渇いたときの気化熱によるもの。ところが犬は全身がほぼ被毛に覆われているため、気化熱で涼しさを感じることはほとんどないのです。
キンキンの氷水を与える
暑い日には氷をたくさん入れた冷たい飲み物をがぶ飲みしたくなるのが人間ですが、犬にキンキンの氷水を与えるのは要注意。胃腸が急激に冷えてしまうため、嘔吐や下痢といった体調不良を引き起こしてしまう恐れがあります。
また特に危険なのは熱中症の疑いがある場合です。熱中症の犬に無理やり水を飲ませようとすると、意識が朦朧としている場合は誤嚥(水が気管に入ること)を起こして窒息する危険性があります。熱中症が疑われるときは、速やかに首回りや脇の下などを濡れタオルや保冷剤で外側から冷やし、一刻も早く動物病院へ連れて行きましょう。
プールや川で水をがぶ飲みさせる
水遊びが好きな子にとって、プールや川で思いっきり遊ぶのは楽しくかつ暑さ対策にもなる最高の体験です。ですが気をつけたいのは、遊んでいる間に水をがぶ飲みしてしまうこと。
大量の水を一気に摂取すると血中の塩分濃度が急激に低下し、いわゆる『水中毒』と呼ばれる状態を引き起こしてしまいます。水中毒は最悪の場合、命にも関わるため油断はできません。
猛暑を愛犬と元気に乗り切るために

冷房機器を上手に使う
エアコンや扇風機といった冷房機器を上手に使い、犬にとって快適な温度・湿度を保つことが夏を乗り切るためには必要不可欠です。電気代はかかりますが、愛犬の健康に変えることはできません。
冷感マットなどの冷え冷えグッズを活用する
冷房機器を上手に使うのと合わせて、冷感マットやネッククーラーなどの冷え冷えグッズも活用できると快適さが上がります。犬によって好き嫌いが分かれるため、愛犬に合うものを選択することが大切です。
犬の自由に任せる
犬は自分が快適と感じる場所を見つけるのが得意。家の中で最も風通しが良い場所や湿気のない場所をよく知っていて、気づくと決まった場所で気持ちよさそうに寝ているということもしばしばです。
ある程度は犬に場所を選んで過ごさせる自由を与えることで、無理なく快適に夏を乗り切れるかもしれません。
まとめ

夏の暑さを愛犬と元気に乗り切るためには、飼い主さんの正しい知識が必要不可欠です。愛犬の健康を守るためにもさまざまな暑さ対策を試しながら、愛犬に合ったものを積極的に取り入れていきましょう。
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