男子バレーベスト4入りに山村宏太さん「日本の強さ改めて証明できた」準決勝の相手は「イタリアが上がってくるんじゃないかな」【ネーションズリーグ】

■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子 準々決勝 日本 3ー1 中国(日本時間29日、中国・寧波)
ネーションズリーグの男子決勝ラウンド・準々決勝で、男子日本代表(世界ランク4位)は中国(同35位)にセットカウント3-1(23-25、25-23、25-16、25ー23)で逆転勝利し準決勝進出。これで今大会の開幕からの連勝を13に伸ばした。この試合で解説を務めた元日本代表の山村宏太さん(45)が中国戦を振り返り、準決勝の見どころについて語った。
TBS南波雅俊アナウンサー:いやあ、決勝ラウンド第 1セットを取られながらも、日本が逆転で取りましたね。勝ち切りました。
山村さん: ナイスゲームでした。
南波アナ:ナイスゲームでした。いや、それでも前半はかなり苦しめられたと思います。
山村さん:そうですね。中国が本当に日本のことを研究してきてるなっていうのが伝わってきましたし、フローターサーブをね、体育館の特性を生かして増やしてきてたっていうのが、それもはまってたんで、日本にとっては苦しい立ち上がりになりましたよね。
南波アナ:なるほど。 そこから日本がこう、なんとか盛り返して、突き離した第3セットもあったんですけど、また第4 セット、中国とも本当に接戦になりました。
山村さん:そうですね。 中国の底力というか、若手のアウトサイドの選手が本当に今後また怖い存在になってくるなっていう風に感じたので、中国の成長っていうものも見られましたし、それを打ち返すだけの日本のやっぱり底力っていうのも今回、体現してるなっていうところで。日本の強さが改めて証明できたなと思いましたね。
流れを変えたキーマン
南波アナ:今日は本当に多くの選手の活躍もあって、髙橋藍選手もそうですし、西田有志選手もそう、途中から入った選手たちの活躍もあってと。なかなかこう絞りきれないんですけどキーマンだった選手。
山村さん:そうですね。僕の中では富田将馬選手をあげたいですね。 やはりサーブレシーブで苦しんでるっていう中で、富田選手がそのサーブレシーブを安定させてくれたこと、また攻撃面でもかなりの決定率。チームを救うっていうところではもちろん、西本(圭吾)選手 とかいろんな選手が活躍、途中から入ってくれた選手も活躍してくれてるんですけど、僕は富田選手を上げたいと思います。
南波アナ:最後も富田選手のサービスエース。
山村さん:いや、やっぱりね、持ってる持ってないって言うじゃないですか。やっぱり、あそこでエースが出るのは持ってる選手の証明ですよね。
南波アナ:素晴らしい試合でした。改めて全体を通した感想も最後にいただけますか。
山村さん:やはり日本の今の強みっていうのは層の厚さ。今まではレギュラー陣って呼ばれる人たちだけで勝ってたような印象があるかと思うんですけど、この層の厚さが増してきたことによって、誰かがひとり崩れてしまってもそのままずるずるいかない。この立て直す力っていうのが今の日本の強さかなと思うので、この総合力で強い日本になっていると思います。
準決勝は8月1日
南波アナ:そして次の戦いはアメリカもしくはイタリア。この勝ったチームとベスト4、準決勝で戦うことになります。どちらが来ても強豪ですね。
山村さん:両方共に(予選ラウンドでは)フルセットを戦った相手で、日本にとってはタフな試合になると思うんですけど、その2チームで言うとイタリアの方に分があるのかなと。イタリアとアメリカだったら。と、僕は見てるので、おそらくイタリアが上がってくるんじゃないかなと。 それに対して日本が気持ちよく勝てるのか、はたまた前回のようなハードな試合の中で勝ちを掴み切ることができるっていうのを僕は期待して、次戦は見たいと思ってます。
南波アナ:分かりました。山村さん、本当に逆転の素晴らしい勝利、ありがとうございました。
山村さん:僕のおかげではないんで、もう本当に日本選手をみんな労ってあげてほしいと思います。
南波アナ: 山村さんがね、解説でお隣にずっといらっしゃったんですけど、もう中国の選手のあの、エンドラインの踏み越えのところとかも「わああ」ってやったり、本当に日本がサーブの時とかサーブレシーブの大事な1点の時、山村さんの思いも間違いなく中国・寧波に届いたと思いますので。
山村さん:手に汗握るいい試合でした。
南波アナ:メダルを期待しましょう。どうもありがとうございました。
山村さん:ありがとうございました。