時速約50キロで駅に進入か 東武日光線・作業員4人死亡事故 運輸安全委員会の調査官が車両基地で調査 警察は業務上過失致死視野に捜査
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-08-21 11:49
栃木県の東武日光線・新鹿沼駅で作業員4人が列車と接触し死亡した事故で、当時、特急列車が時速およそ50キロで駅のホームに進入していたことがわかりました。
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記者
「運輸安全委員会の調査官とみられる人々が、東武鉄道の施設に入っていきます」
この事故はきのう午前、鹿沼市の東武日光線・新鹿沼駅の線路上で除草作業をしていた男性4人が、ホームに入ってきた特急列車と接触し死亡したもので、運輸安全委員会の調査官は東武鉄道の車両基地で現在、調査をおこなっています。
東武鉄道はきのう、原因を「調査中」としたうえでこう説明しました。
東武鉄道 佐藤晃一 施設部部長
「中継見張り員は374号踏切に着いていたけれども、列車見張り員との意思疎通ができる状況ではなかった」
本来であれば列車が接近してきた際、作業現場から300メートルほど手前の踏切にいる「中継見張り員」が、現場近くにいる「列車見張り員」に旗で合図して伝えるはずでしたが、何らかの理由で行われなかったということです。
さらに、その後、現場近くの「列車見張り員」は線路上に作業員がいる状況のなか、進入してくる列車には「安全だ」と旗で合図しました。
また、特急列車が時速およそ50キロで駅のホームに進入し、事故直前に作業員を発見し非常ブレーキをかけていたことが東武鉄道への取材でわかりました。
亡くなった4人のうち1人が所属していた「東武建設」はJNNの取材に対し、「お悔やみを申し上げる。調査には全面的に協力する」とコメントしました。
警察は業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進めています。