愛猫を長生きさせる『キャットフードの選び方』4つ 健康を維持するために確認すべきポイント
キャットフードとひとくちに言っても、その種類は100種類以上もあります。しかも、各メーカーやブランドによってそれぞれ特徴があるため「どれを選んだらいいの?」と悩んでしまう飼い主さんも少なくありません。そこで今回は、愛猫の健康を守り、長く元気に暮らしてもらうためのキャットフードの選び方について解説します。
猫を長生きさせるキャットフードの選び方4つ

毎日の主食となるキャットフードは、愛猫の健康を維持するために重要です。年齢や原材料などを確認し、愛猫に適したものを選びましょう。ここでは、フード選びの4つのポイントを紹介します。
1.年齢に合ったものを選ぶ
愛猫の健康を守るためには、年齢に合ったキャットフードを選ぶことが大切です。年齢に合ったフードを選ぶことで、その時期に必要な栄養を適切に摂取することができます。
年齢の異なる猫と暮らしている場合は、すべての年齢の猫に与えられる「全年齢対応」のフードもおすすめです。
ただし、全年齢対応のフードが、各ライフステージにとって必ずしも最適に調整されているとは限りません。栄養素によっては、成長期の子猫には物足りない量になっている場合もあれば、シニア期の猫には推奨範囲以上の量になっている場合もあります。
全年齢対応という表示だけで安心せずに、保証分析値が愛猫にとって最適かを確認するようにしましょう。
2.総合栄養食を選ぶ
毎日の主食として与えるキャットフードは「総合栄養食」と書かれているものを選びましょう。総合栄養食とは、そのフードと水を与えることで、対象となる成長段階の猫が健康を維持できるよう、必要な栄養基準を満たすように設計されたフードです。
総合栄養食のほかに一般食もありますが、猫に必要な栄養をすべて満たすことを目的としていません。そのため、一般食ばかり与えていると、特定の栄養素が不足したり、摂りすぎてしまう能性があります。
ウェットフードには一般食が多いため、主食として与える場合は必ず表示を確認しましょう。
また、病気の予防を目的として、療法食を自己判断で与えるのは危険です。療法食は特定の疾患や状態に配慮して栄養設計されたフードです。獣医師の指示もなく、健康な猫に与え続けると、栄養バランスを崩す恐れがあります。
3.原材料を確認して選ぶ
キャットフードを選ぶ際には、原材料の確認も欠かせません。とくに、主原料に注目しましょう。猫は肉食動物ですから、主原料には肉や魚などの動物性原料が使われているものが望ましいです。
動物性原料には「チキンミール」「フィッシュミール」などのミールが使われるフードも多く見られます。ミールについては危険視する声も聞かれますが、肉や魚を粉末状にしたもので、問題になるような原材料ではありません。
穀物についても、含まれているからといって健康に悪いとは限りません。キャットフードに使われる穀物は、消化しやすいよう加工(糊化)されています。多量でなければ過度に危険視する必要はないでしょう。
4.添加物の少ないフードを選ぶ
キャットフードに使用される添加物には、品質を維持したり、栄養を補ったりする役割があり、フードを作るうえでは欠かせません。一方で、香料や着色料など、猫の健康維持に必須とはいえない添加物が使われているものもあります。
「添加物=危険」と言い切ることはできませんが、絶対に安全と断言することもできません。現在は安全性が認められている添加物でも、今後新たなリスクが明らかになる可能性があります。また、特定の添加物が体質に合わない猫もいます。
愛猫の健康を考えるなら、できるだけ添加物が少ないフードを選びましょう。
猫の健康を維持するために確認しておきたいポイント

これまでのおさらいになりますが、愛猫の健康を維持するためには、以下のポイントを確認して選びましょう。
- 年齢やライフステージに適している
- 総合栄養食である
- 必要な栄養を継続して摂取できる
- 原材料を確認する
また、どんなに良いフードでも食べてくれなければ意味がありませんし、体質に合わなければ食べさせることができません。
愛猫にフードが合っているかは、体重の増減や食欲、便の状態などから判断できます。フードを変更したあとに体調や食欲に変化が見られた場合は、愛猫に合っていない可能性があります。気になる症状が続く場合は、獣医師に相談しましょう。
まとめ

キャットフードを選ぶときは、「高価だから安心」「国産だから安心」「原材料がシンプルだから良い」といったイメージだけで判断せず、愛猫に必要な栄養が摂れるか、年齢や体調に合っているかなどを確認することが大切です。今回紹介したポイントを参考に、愛猫に合ったフードを選びましょう。
ただし、栄養面を重視するあまり、愛猫が食事を楽しめなくなってしまっては本末転倒です。どれだけ良質なフードでも、愛猫が食べてくれなければ継続して与えることはできません。
室内で暮らす猫にとって、食事は毎日の楽しみのひとつでもあります。健康を維持することだけにとらわれず、愛猫がおいしく、楽しく食べられることも大切にしてあげてください。
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