貸会議室大手「TKP」元社員の女に懲役2年・執行猶予4年の有罪判決 夫にも有罪判決 約2億円の追徴金も インサイダー取引の罪 東京地裁
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-30 21:26

業務で知った未公開情報をもとに不正に株取引をしたとして、インサイダー取引の罪に問われている貸会議室大手「TKP」の元社員の女とその夫に対し、東京地裁はきょう(30日)、有罪判決を言い渡しました。
貸会議室大手「TKP」元社員の細田有紗被告(37)とその夫の正斗被告(45)は、TKPが他社の株を買い付けるといった未公開の情報を有紗被告が正斗被告に伝え、その情報をもとに正斗被告が株取引をしたインサイダー取引の罪に問われています。
東京地裁はきょう(30日)の判決で「有紗被告が勤務先で公表前の重要事実に接する立場にあることを利用し、特定銘柄の株価に影響しそうな情報に接すると速やかに正斗被告に共有した。その情報をもとに正斗被告が株取引をすることを数年間繰り返した」と指摘。
「本件はインサイダー取引としても比較的規模の大きい事案」として、有紗被告に懲役2年・執行猶予4年と罰金200万円、正斗被告に懲役2年6か月・執行猶予4年と罰金250万円の有罪判決を言い渡しました。
正斗被告の量刑が有紗被告より重い理由としては、「正斗被告は利益をより大きくしたいと考え、有紗被告には株式売買の利益を過少に伝えていたなど、利欲目的は特に強かった」などとしています。
また、2人にあわせておよそ1億9580万円の追徴金を課しました。