『犬がおねだりしているときのサイン』についてまとめました。色んな手段を使ってサインを送ってくる愛犬を可愛く思う気持ちは分かりますが、構ってはいけないタイミングもあるので注意しましょう。
犬が「おねだりしているとき」のサイン
犬は言葉を使えない代わりに、さまざまなサインで自分の気持ちをアピールしてきますよね。
そのなかでも、「おねだりしているとき」のサインはよく目にするのではないでしょうか。
そこで今回は、犬が「おねだりしているとき」のサインについて解説します。愛犬のおねだり、見逃さずにきちんと把握できていますか？
1.後をついて回る
犬が飼い主の後をついて回るのは、おねだりしているときのサインです。
さり気ない行動ですが、しつこさがうかがえて可愛いですよね。この行為は、おとなしい性格の犬がよくするおねだりのサインなのではないでしょうか。
後ろを振り返ったとき、愛犬と目が合うと、しっぽを振ったり、急に笑顔になったりすることがあります。
飼い主に気づいてもらえたことが嬉しいのでしょうね。
2.甘えた声を出す
犬が甘えた声を出すのは、おねだりしているときのサインです。
クゥン…と、力なく弱々しい声で鳴くことがよくあります。つい応えてあげたくなってしまいますよね。
私のことを見てほしい、撫でてほしいなど、短時間でサクッと叶えてあげられるおねだりなのであれば、応えてあげてもよいのではないでしょうか。
飼い主から放っておかれる時間が長くなればなるほど、不安に感じてしまうことがあるようです。
ただ、構いすぎていると、分離不安症の原因にもなってしまうことがあるため、サッとかるく応えてあげるのがよいと思います。
3.食器の前に座って待つ
犬が食器の前に座って待つのは、ごはんをおねだりしているときのサインです。
静かに座って待っていれば、「おりこうさんだね」と、ごはんを入れてもらえるのではないか、と考えているのかもしれません。
食事の時間でないときは無視しても構いませんが、可哀想に思われるのであれば、「まだごはんの時間じゃないよ」と、声をかけてあげてもよいのではないでしょうか。
ただ、おやつを与えることで対応することはやめた方がよいでしょう。わがままな要求へと発展させてしまうことがあるためです。
4.飼い主を舐める
犬が飼い主を舐めるのは、おねだりしているときのサインです。
手、口元、顔など、舐める部分は様々です。執拗に舐められることを我慢できる人は、飼い主でもなかなかいないのではないでしょうか。
やめさせるために叱ったり怒ったりすることができないため、つい応えてしまい、（こうすれば言うことを聞いてもらえるぞ）と、間違って学習してしまった犬もいるかもしれません。
やめてほしい行動をしてまでおねだりする場合には、無視して構いません。スッと立ち上がり、その場を離れても飼いません。叱ったり怒鳴ったりする必要は全くありません。
5.飼い主に向かって吠え続ける
犬が飼い主に向かって吠え続けるのは、おねだりしているときのサインです。
お散歩に連れて行ってほしいとき、食べ物がほしいとき、よく見られるサインだと思います。お散歩は決められた時間があるはずです。人間の食べ物は絶対に与えてはなりません。
わがままなおねだりをするときは、構ってはいけないタイミングです。無視をして構いません。
吠え続ける愛犬にイライラしてしまうとき、近所迷惑にならないかと心配なときは、「ダメ」「いけない」と、低い声で優しく叱りましょう。
声を荒げたり怒鳴ったりすると、自分自身も余計にイライラしてしまいますし、怒ってしまったことを申し訳なく思ってしまうのではないでしょうか。
無視することで、愛犬と飼い主のお互いが嫌な思いをしたり、ストレスを抱えたりせずに済む場合もあると思います。
まとめ
犬がおねだりしているときのサインを5つ解説しました。
- 後をついて回る
- 甘えた声を出す
- 食器の前に座って待つ
- 飼い主を舐める
- 飼い主に向かって吠え続ける
私が負けてしまいがちな愛犬からのおねだりサインは、後をついて回ることでしょうか。切ない表情をしながらトボトボ歩いてくるので、可愛くてつい応えてしまいたくなります。
賢い犬ですから、「この方法ではダメだったか…」「次はこんな方法も試してみよう」と、日々学んでいるかもしれませんね。
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