ときとして後輩社員に意味が伝わらないビジネス用語のランキングが発表され、話題になっています。若い世代に伝わらない言葉の数々、あなたも知らないうちに使っていませんか?
【動画】若い世代が困惑“社会人用語” 「全員野球」は「全員で野球」?「一丁目一番地」「テレコ」いくつ分かる?【Nスタ解説】
■「一丁目一番地」「行って来い」 後輩たちはわからない?
南波雅俊キャスター:
大塚製薬が2024年8月に、全国の社会人600人に対し、世代間による会話のすれ違いに関するギャップを調査し、その結果を9月25日に発表しました。
20代と40代以上の人がコミュニケーションをとるなかで、ギャップを感じたり、わからなかったというランキングです。
【すれ違い社会人用語ランキング】
1位 一丁目一番地
2位 よしなに
3位 鉛筆なめなめ
4位 ネゴる
4位 手弁当
6位 全員野球
7位 テレコ
8位 丸める
9位 ガラガラポン
10位 行って来い
井上貴博キャスター:
使わなくてもニュアンスわかるという程度ですかね。
産婦人科医 宋美玄さん:
「一丁目一番地」は文脈からわかりますが、使わないですね。
ホランキャスター:
後輩からすると、「『それってどういう意味ですか?』と聞くと失礼になるかな、申し訳ないな」など、聞きづらいところがあると思います。
■30代女性「『鉛筆なめなめ』新卒のときに言われてびっくり」
南波キャスター:
社会人用語の世代間ギャップに関して、▼20代の後輩社員で知らないことがあったと答えた人は86%、▼40代以上の先輩社員で伝わらなかった経験があると答えた人は75.5%でした。
お互いに感じることは、似たような感覚なのだなという印象です。
30代
「新卒のときに言われてびっくりしたのは、『鉛筆なめなめ』。響きが気持ち悪い。鉛筆も使わないし、舐めない」
20代
「おじちゃん、おばちゃんしかいないような会社なので、『ガラポンでよろしく』みたいな言葉が横行している」
私が社会人になったころ、「仁義を切る」という言葉をみんなが使っていました。TBSテレビに転職しましたが、TBSでも「仁義を切らないの?」と言っていたので、マスコミ用語でしょうか。
産婦人科医 宋美玄さん:
東京に来て、世代で通じないのか、方言だから通じないのか見分けがつかなかったです。
■「ジーパン」「写メ」「チャック」 30代~60代が今も使う死語
南波キャスター:
30代から60代が今も使っている死語についての調査もあります。
【30代から60代が今も使っている死語】
1位 ジーパン
2位 写メ
3位 チャック
4位 着メロ
5位 ちょいワル
6位 アベック
7位 フロッピーディスク
8位 イタメシ
9位 とっくりセーター
10位 あたりまえだのクラッカー
※小学館 kufura 30代~60代の500人に調査
産婦人科医 宋美玄さん:
「ちょいワルオヤジ」流行りましたよね。「フロッピーディスク」は、物が無くても使うんですね。
南波キャスター:
25歳の番組スタッフは「20代で『写メ』って使っている人は、1人もいません」と言っていました。
■「激おこぷんぷん丸」「リア充」30代・40代の思う“死語”
南波キャスター:
小学館のkufuraによると、各世代が若いころに流行ったであろう言葉でかつ、「死語」だと思っている言葉があるそうです。
【30代の死語】
・ゲッツ!!
・なるはや
・どんだけー
・まじ
・激おこぷんぷん丸
・KY(空気読めない)
・写メ
・ちょいわる
・なるへそー
・だっちゅーの
・すんまそん
・チョー〇〇
など
【40代の死語】
・チョベリグ
・もちのろん
・ナウい
・オワコン
・あけおめことよろ
・やってみそ
・ギャップ萌え
・よっこいしょういち
・わけわかめ
・安パイです
・メンゴメンゴ
・リア充
など
ホランキャスター:
30代でも、前半か後半かでも違いますよね。