■サッカー スペインリーグ第12節 セビージャ 0ー2 レアル・ソシエダ(日本時間4日、ラモン・サンチェス・ピジュアン)
スペインリーグ、レアル・ソシエダのMF久保建英(23)は、日本時間4日のセビージャ戦に3試合ぶりにスタメン出場。前半34分に右サイドでボールを受けると、ドリブルでペナルティーエリア内に侵入、左足を振り抜き先制ゴールを決めた。久保にとってチームトップとなる今季3得点目、4試合ぶりとなるゴールは、相手キーパーが全く反応できない強烈なシュートだった。
この得点はスペイン1部リーグで通算25得点目。元イラン代表MFネクナム(24得点)を抜き、アジア出身選手では歴代単独1位となった。久保がソシエダ加入後にゴールを決めた試合は18試合負けなし(17勝1分)で、不敗神話を続けている。
さらに前半終了間際には、左足のアウトサイドでゴール前へ絶妙なクロスを供給。このプレーは惜しくも得点にはつながらなかった。久保は後半35分に途中交代、攻撃をけん引し今季2度目のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。
久保の活躍もあり試合は2-0でソシエダが2試合ぶりの勝利をあげ、暫定10位につけた。