![講談社・元社員のやりなおし裁判 再び有罪判決 被告の母親「子どもたちに今日の事をどう報告したらいいか」](/assets/out/images/jnn/1303481.jpg)
講談社・元社員のやりなおし裁判が行われ、再び有罪判決です。
講談社の元社員・朴鐘顕被告(48)は2016年8月、都内の自宅で妻の首を圧迫して殺害した罪に問われていて、「妻は産後うつで自殺した」と一貫して無罪を主張しています。
1審と2審は懲役11年の判決でしたが、最高裁はおととし、裁判のやり直しを命じていました。
きょうの判決で東京高裁は朴被告側の主張について、「自宅における自殺の仕方として奇異というほかない」と指摘。そして、「1審の判決は不合理ではない」として、朴被告側の控訴を棄却し、改めて懲役11年の判決を言い渡しました。
判決後の会見で朴被告の弁護士は「上告する」としました。
朴被告の弁護士
「あまりにも不当な判決だと思います」
朴被告の母親
「今から家に帰ってどういうふうに、子どもたちにきょうの事を報告したらいいか。とてもつらいです」