アリゾナで発生した砂嵐「ハブーブ」。その光景をとらえた動画が話題となっているのでご紹介します!
haboob
ハブーブとは、「強い風」や「現象」を意味するアラビア語。アフリカ北部をはじめ、アメリカのアリゾナ州などで多く発生する気象現象。
今回撮影されたハブーブは、2018年7月にアメリカのアリゾナ州南部の高速道路で発生したという巨大なハブーブです。こんな巨大な砂嵐が走っている目の前に現われたら怖いですよね…。
辺り一面を覆うハブーブ。目の前は何も見えなくなります…。
なかなか珍しい現象であるため、こうして車を降りて撮影する人達の姿も。
ハブーブの砂嵐はダウンバーストなどの突風で発生するといいます。風が地面に到達すると、砂漠の乾燥した表土や砂を巻き上げて風にのせ、巨大な壁のような外観をした褐色の雲ができます。
砂の壁は最大で幅100km程度にもなり、高さも数kmに達するそうです。
こちらは、ハブーブの中を車で走っている時の様子。ライトをつけても前は全く見えなかったといいます。強烈な風といい、生きた心地がしないですね…。
自然の脅威を改めて感じさせられました。ぜひ動画もご覧ください!
動画はこちら
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