![欧州代表 侍ジャパン戦へ 佐々木朗希撃ち“チェコ史上最高打者”が豪快3ラン 実戦で順調の仕上がり 【侍ジャパン強化試合】](/assets/out/images/jnn/1017538.jpg)
■練習試合 欧州代表ーくふうハヤテベンチャーズ静岡(4日、京セラドーム)
3月6日、7日(京セラドーム)に行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本 vs 欧州代表」を前に欧州代表は4日、京セラドームで今季からウエスタンリーグに参戦するくふうハヤテベンチャーズ静岡と対戦。4対4の引き分けに終わった。
WBC代表も名を連ねている欧州代表、1回、2死走者なしからマリナーズでメジャー経験のある3番・A.リッディ(25、イタリア)がストレートにバットを折られながらもレフト前ヒット、続く4番・J.プロファー(27、オランダ)もストレートをセンター前へ、元メジャーリーガーがチャンスを広げた。5番は昨季、スペインリーグで首位打者とホームラン王の2冠を獲得したE.バレリオ(24、スペイン)がストレートを捉えるもレフトフライ。元オリックスの西濱勇星(21)からチャンスを作ったが一本が出なかった。
それでも8回には2死1、3塁で6番・M.フルプ(25、チェコ)、WBCチェコ代表で侍ジャパンとの試合では佐々木朗希の164キロを弾き返しツーベースを放った打者。低めのボールを上手くすくい上げて左中間スタンドへ3ランホームランでパワーを見せつけた。さらに3対4と1点リードされた9回には1死2、3塁で犠牲フライで同点に追いつくなど粘りの野球も披露した。
守備ではキャッチャーのM.チェルベンカ(31、チェコ)、2023年のWBCチェコ代表で日本でも大きく話題になったチームの4番で正捕手。無駄のないスローイングで盗塁を阻止するなど投手を牽引。欧州代表は投手陣を1イニングごとに代えて9人の投手を登板させ、実戦の少なさをカバーし、侍ジャパンとの一戦に向けて最終調整を行った。
※写真はホームランを放ったM.フルプ選手
【日程】
3月6日(水)19:00~ 日本 vs 欧州代表
3月7日(木)19:00~ 欧州代表 vs 日本