もうすぐ4月。進学や就職を機に新生活がスタートし、一人暮らしを始めるという人もいるだろう。だが、いざ一人暮らしを始めてみたものの、予想以上にお金がかかると感じている人も多いのではないだろうか。一人暮らしを始めるにあたって、毎月の家賃や光熱費、生活費をある程度把握しておくことは重要なことだ。とはいえ、一人暮らしをしている人の月に自由に使えるお金とは、いったいいくらくらいなのだろうか。また、出費を減らすためにどのような取り組みを行うと良いのだろうか。
そこで今回、衝撃コスパWi-Fiサービス『dinomoWiFi』(https://dinomo.jp/wifi/)を運営するGlobal Gateway株式会社は、18歳以上で2023年に1人暮らしを始めた男女(①進学した人/②就職した人)を対象に「新生活での一人暮らし×金銭的な余裕」に関する調査を実施した。
一人暮らしで自由に使えるお金は7割以上が『7万円未満』と回答
はじめに、2023年に進学をした人に「現在の生活で、自由に使えるお金はいくらくらいですか?」と質問したところ、『1万円~3万円未満(29.9%)』との回答が最も多く、続いて『3万円~5万円未満(27.4%)』『5万円~7万円未満(17.5%)』となった。
続いて、2023年に就職をした人に「現在の生活で、自由に使えるお金はいくらくらいですか?」と質問したところ、『3万円~5万円未満(31.4%)』が最も多く、次点以降は『1万円~3万円未満(22.6%)』『5万円~7万円未満(20.4%)』で、双方ともに7万円未満が約7割を占めるという結果になった。また、3万円未満と回答したのは新大学生で約3割、新社会人で約2割いることも判明した。進学した人と就職した人では、一人暮らしで自由に使えるお金にさほど違いはないことが明らかになる形となった。
就職した方の3人に1人が通信費の見直しを行っている
続いて、2023年に就職した人に「出費を削減するために行ったことはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『食費・日用品の削減(48.5%)』との回答が最も多く、『サブスク費用の削減(36.6%)』『通信費の削減・選定(32.6%)』と続き、進学した人と就職した人では出費削減のために行っていることに違いが見られた。
両者とも食費・日用品や交通費の支出をおさえる傾向にあるが、就職した人はサブスク費用や通信費、居住費といった固定費を削減しようとしていることがうかがえ、実際に出費を抑えるために通信費を見直す人が一定数いることが本調査で明らかになった。
そこで、2023年に進学した人に「実際に通信費の見直しをしたことで金銭的な変化はありましたか?」と質問したところ、『とてもあった(33.3%)』『ややあった(52.2%)』『あまりなかった(10.1%)』『まったくなかった(4.4%)』という結果になった。
続いて、2023年に就職をした人に「実際に通信費の見直しをしたことで金銭的な変化はありましたか?」と質問したところ、『とてもあった(37.4%)』『ややあった(53.3%)』『あまりなかった(9.3%)』『まったくなかった(0.0%)』となり、進学した人の8割以上、就職した人の9割以上が通信費の見直しにより金銭的な変化があったと回答した。
続いて、2023年に進学をした人に「格安SIMの切り替えにあたって、心配に感じることはなんですか?(複数回答可)」と質問したところ、データ容量と通信速度以外では手続きの仕方が23.4%で、3番目に多いという結果に。
(1)『データ容量が足りるか(40.6%)』
(2)『通信速度が維持できるのか(39.7%)』
(3)『手続きの仕方(23.4%)』
続いて、2023年に就職した人に「格安SIMの切り替えにあたって、心配に感じることはなんですか?(複数回答可)」と質問したところ、通信速度とデータ容量以外では、家族割の適用についてが28.7%で3番目に多いという結果がでた。
(1)『通信速度が維持できるのか(40.2%)』
(2)『データ容量が足りるか(39.9%)』
(3)『前のキャリアで入っていた家族割が適用されなくなる(28.7%)』
どうやら進学する人も就職する人も、共通してデータ容量や通信速度を気にしているようだ。格安SIMといっても、「コスト=価格」と「パフォーマンス=通信品質」は様々なので、お試し期間を設けている事業者のサービスを実際に利用してみて、通信速度やデータ量の不安を解消するのがいいだろう。また一人暮らしを始める人の場合はライフステージが変化しやすい傾向にあるため、光回線よりもモバイルWiFiなど自宅外でも利用可能な通信サービスを契約した方がメリットを享受しやすいとも言われている。
【モバイルWiFiを契約するメリット】
(1)引っ越しの時の手続きが簡単
(2)工事不要で電源をONにするだけで簡単にWiFiが利用できる
(3)引っ越し先で光回線が使えなくても対応エリア内であれば利用可能
(4)ライフステージに合わせてプラン変更も可能。節約効果が期待できる
(5)通勤時や外出先、旅行先でも利用可能
(6)いつでも手軽に解約できる
一方で、家族割が適用されなくなる点を心配している人もいることが明らかになったが、実は家族割を解約したとしても、通信費の見直しを行うほうが節約には有効である可能性が高い。「2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」では、大手3キャリアの月々の携帯料金の支払いは、通信・通話・端末代を含めて平均で約9,498円との調査結果が出ており、大手3キャリアの家族割(3回線以上、一人あたり)は約1,100円〜1,210円であることから、家族割があったとしても格安SIMの料金よりも支払いは多くなることがほとんどだということがわかる。
【調査概要】「新生活での一人暮らし×金銭的な余裕」に関する調査
調査期間/2024年2月6日(火)~2024年2月8日(木)
調査方法/リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数/①学生325人 ②社会人328人
調査対象/調査回答時に18歳以上で2023年に1人暮らしを始めたと回答したモニター
調査元/Global Gateway株式会社(http://g-gateway.com/)
モニター提供元/ゼネラルリサーチ
自由に使えるお金を増やしたいなら格安SIMの検討がおすすめ
今回の調査で、進学した人と就職した人の自由に使える金額に大きな違いはないことが判明した。出費を減らすためには食費や日用品への出費を抑えるという回答が多かったものの、就職した人の約3割が通信費を見直していることが明らかになり、またそれを実践した人のうち、進学した人の8割以上、就職した人の9割以上が金銭的な変化があったと回答した。一方で、格安SIMに乗り換えをすることについて、データ量や通信速度のほか、家族割が適用されないことを気にしている人が一定数いるようだが、家族割が適用外になったとしても実は格安SIMの方が節約効果は高いことが判明している。自由に使えるお金を増やしたいと考えるなら、通信費の見直しを検討するのはいかがだろうか。