![大谷翔平、6試合ぶりの2号アーチ OP戦の打率.579 同地区のライバル球団から快音、開幕投手グラスノーは6回途中ノーヒット](/assets/out/images/jnn/1050387.jpg)
■MLBオープン戦 ドジャースージャイアンツ(日本時間13日、キャメルバック・ランチ)
ドジャース大谷翔平(29)が13日(日本時間)、ジャイアンツとのオープン戦に「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場。6試合ぶりの2号ホームランを放つなど4打数3安打(1本塁打)2打点だった。ジャイアンツ・筒香嘉智(32)は「8番・DH」で初めて先発出場し、2打数無安打1四球だった。
11日(日本時間)のダイヤモンドバックス戦に続き、2試合連続でナ・リーグ西地区のライバル球団との対戦となった大谷。メジャー6年間でジャイアンツからホームランを放ったことはなし。試合前にはジャイアンツでマイナー契約の筒香嘉智(32)と再会。2015年のプレミア12では侍ジャパンで共にプレー、日本時代には2015年の交流戦で1試合だけ対戦があった。
この日も1番・M.ベッツ(31)、2番・大谷、3番・F.フリーマン(34)と不動の上位陣となったドジャース。1回、1死走者なしで迎えた第1打席、初対戦のB.エンロウ(24)の1球目から積極的にバットを出していったがファール。カウント1-2と追い込まれたが、内角高めのボールに詰まりながらライト前へヒットを放った。大谷は3試合連続安打をマーク。
3回、1死1塁で迎えた第2打席、1球目の高めをフルスイングしたが打球は上がらず鋭い打球でライト前ヒット。2打席連続のヒットでオープン戦3度目のマルチヒットも大谷は1塁ベース上で納得いかない表情を見せてスイングの角度を確認していた。
5回の第3打席はジャイアンツ3人目、C.スタシャク(29)と対戦。カウント2-0から3球目の外角高めを豪快に空振り、打席で悔しい表情を見せた。さらにカウント2-2からライト線への鋭い当たりもファールになると大谷は首を左右に振り、なかなかアジャストしないタイミングに不満を現した。そして、セットポジションで長く間合いを取られると高めのボールに手を出し空振り三振に倒れた。
そして、6回の第3打席、ジャイアンツ4人目、L.ループ(25)と対戦。カウント2-2と追い込まれたが外角のボールを完璧にとらえ、大谷は打った瞬間に走り出さず、打球の行方を打席で見守った。オープン戦2号も逆方向へのホームランとなり、大谷は大歓声に押されホームイン、ベンチでようやく笑顔を見せた。
大谷は4打数3安打1本塁打2打点、6試合ぶりのホームランを放ち、通算成績も19打数11安打で打率は.579となった。
ジャイアンツ筒香は第1打席に外角低めを上手くとらえたが、やや差し込まれてライトフライ、第2打席もセンターフライ、第3打席は四球と2打数無安打1四球だった。
ドジャースは開幕投手に指名されたT.グラスノー(30)が先発、低めの変化球でジャイアンツ打線を翻弄。4者連続三振を奪うなど、5回1/3を投げ70球、被安打0、奪三振8、四死球1、失点0とノーヒットピッチング。3月20日の韓国開幕戦を前に安定感のある投球を見せた。
【大谷翔平 ライブBP、オープン戦の結果】※日付は日本時間
2月20日 四球、空振り三振、中本塁打
2月22日 四球、二ゴロ
2月24日 見逃し三振
2月26日 見逃し三振、左飛、見逃し三振
■オープン戦 ※〇の数字は打点
2月28日 見逃し三振、二ゴロ併殺打、左本塁打②
3月2日 四球、右安①、四球
3月4日 右安、中3塁打①、右安①
3月6日 空振り三振、見逃し三振、中飛
3月7日 遊内野安打、中安①、四球
3月9日 左飛、左飛 ※試合は降雨ノーゲーム
3月11日 見逃し三振、四球、一ゴロ、右二塁打①
3月13日 右安、右安、空振り三振、左本塁打②