加熱式たばこデバイス「IQOS」を2014年に名古屋で発売して今年で10周年を迎えるフィリップ モリス ジャパン合同会社は、加熱式たばこの新型「IQOS ILUMA i シリーズ」(イルマ アイ)の日本での販売を2024年3月13日より開始した。まずはIQOS オンラインストア、IQOS LINE公式アカウント、IQOSテレセールスセンターによる電話勧誘、および全国7店舗のIQOSストア、IQOSショップ(ヤマダデンキ一部店舗、ビックカメラ一部店舗)、IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列の一部店舗等)などで、3月14日から一部の空港内の免税店で順次販売開始。全国の主要コンビニエンスストアおよび一部のたばこ取扱店では4月16日から順次販売される。
今回、日本で発売される「IQOS イルマ i シリーズ」のラインアップは「IQOS イルマ i プライム」、「IQOS イルマ i」、そして「IQOS イルマ i ワン」の3機種。「IQOS イルマ i プライム」および「IQOS イルマ i」では、これまでの「IQOS イルマ プライム」および「IQOS イルマ」になかったタッチスクリーンが搭載され、必要な情報が一目で確認できるほか、最大8分間のポーズモード機能を搭載。また、3機種ともフレックスパフ機能を搭載し、ユーザーの使用ペースに応じて初期設定の14口(パフ)に加えて、さらに最大4口(パフ)を追加で使用できるようになった。さらに「IQOS イルマ i ワン」ではオートスタート機能が加わり、使用前のボタン操作が不要に。もちろん全モデルでスマートコア・インダクション・システム®を搭載しており、燃焼させず内側からたばこ葉を加熱する。
製品の詳細は下記の通り。
紙巻きたばこが喫煙できる場所がほとんどなくなりつつある今、加熱式たばこは手放せないアイテムになりつつある。そして、その加熱式たばこの日本での爆発的普及はIQOSの存在も一因と言えるだろう。初代IQOSからIQOS ILUMAへと進化した際は、使用後のクリーニングが不要になったという大きな恩恵をユーザーへと与えてくれたが、今回の新型「IQOS ILUMA i シリーズ」で特筆すべきは最大8分間のポーズモード機能を搭載したことではなかろうか。これまではホルダーに一度差し込んだら最後まで吸うか、もしくは泣く泣く引き抜いて捨てるしか選択肢がなかったユーザーにとって、ポーズモードは画期的な機能だと言えるだろう。おそらくこの機能は、IQOSユーザーに新しい吸い方を提案してくれるものになるのではないだろうか。