北陸新幹線の金沢駅から福井県敦賀駅までの区間がきょう、新たに開業しました。このあと間もなく一番列車が出発します。
敦賀駅では午前5時過ぎから、福井県の杉本知事やJR西日本の長谷川一明社長らが出席して、開業セレモニーが開かれ、悲願だった新幹線の延伸を祝いました。
北陸新幹線の金沢から敦賀までおよそ125キロの区間は、2012年に国の認可を受け、トンネル工事などの影響で当初の予定より1年遅れで開業を迎えました。
また、昨夜は金沢駅でJR北陸線を走る特急列車の最終出発に合わせて、お別れセレモニーが開かれ、詰めかけた多くの鉄道ファンらが最後の運行を見送りました。
敦賀からの上り一番列車、東京行きの「かがやき502号」は、このあと午前6時11分に出発します。