![【ロッテ】種市篤輝が侍J“完全リレー”以来の登板 4回無失点「代表の時のピッチングが良い方向で出ていた」](/assets/out/images/jnn/1056187.jpg)
ロッテの種市篤輝(25)が16日、ZOZOマリンスタジアムでオリックスとのオープン戦で先発登板した。
種市は昨年右ひじのトミー・ジョン手術から復活し、チームトップタイの10勝、奪三振数はリーグ2位の157個を記録し飛躍の年になった。
最速150キロの直球を軸にフォーク、新球のナックルカーブをテンポよく投げ、4回を2安打3奪三振無失点。「試したいことを試せたし、試合をまとめられたのでよかった」と振り返り、「全員3球勝負くらいのイメージ。3ボールもあったが課題の四球が出なかったのが良かった」と手応えを掴んだようだ。
種市は本拠地で行われる開幕カードの第2戦(30日)に登板予定。「ある程度どの球種も扱えていた。順調にきているので良いと思う」と初戦に向け調子は上向き。
また欧州代表との「侍ジャパンシリーズ」(6日、7日)では代表に初めて選出され、第2戦の8回から登板。2イニングを無安打3奪三振で抑え、“パーフェクトリレー”の最後を締めた。
「四球を出せない場面で“ゾーン勝負”できたのが今日の結果に繋がった。代表の時のピッチングが今日は良い方向に出ていた」と大きな経験を糧にしている。