![「1件でも多く未解決事件を解決に導く法制化を…」殺人事件被害者遺族らの「宙の会」が会見 捜査におけるDNA情報の積極的活用訴え](/assets/out/images/jnn/1058673.jpg)
殺人事件の被害者遺族らでつくる「宙の会」が記者会見を開き、事件の捜査でDNA型の情報を積極的に活用できるよう国に法整備を求めました。
現在は、DNA型を活用した捜査が一部にとどまっているとした上で、法制化によって積極的に活用できるようになれば、現場に残された犯人の遺伝子の情報から犯人の性別や年齢などの推定が可能になるとしています。
また、被害者遺族が殺人事件の加害者側に損害賠償を求める際、国が賠償金の支払いを立て替えて加害者側に請求する「代執行制度」の導入を改めて求めました。
「宙の会」の会長で、1996年に上智大学に通う次女を殺害された小林賢二さん(77)は、「1件でも多く未解決事件を解決に導く法制化を実現する方向で進めていこうと互いに誓い合いました」と話しました。