小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、厚生労働省は入院した人の数が、きのう(7日)時点でのべ212人と、200人を超えたことを明らかにしました。
小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取したあとに健康被害の訴えが相次いでいて、これまでに5人が死亡したことがわかっています。
厚労省はきょう(8日)、小林製薬から報告があった健康被害の状況について、きのう時点で、▼医療機関を受診した人が1224人に、▼入院した人が212人になったと明らかにしました。
また、きのうまでに小林製薬にはおよそ5万3000件の相談が寄せられているほか、先月29日に開設された国のコールセンターに寄せられた相談件数は、3231件としています。