![大谷翔平 水原一平通訳の違法賭博問題で激動の1か月「すごいいてくれてよかった」と真美子夫人に感謝](/assets/out/images/jnn/1100680.jpg)
■MLB ツインズ-ドジャース(日本時間9日、ミネソタ州ミネアポリス・ターゲット・フィールド )
ドジャース・大谷翔平(29)が9日(日本時間)の敵地ツインズ戦を前に取材に対応した。
前日8日(同)はカブスの今永昇太(30)と初対戦し、2打数無安打。その後、雨のため約3時間の中断となったが「昨日(今永昇太から)2回凡退した後は(室内ケージで)クリケットのバットで打ったりとか(笑い)。(その後に)2安打したので今日もやろうかなと思っています」とコメント。練習の効果を聞かれると「クリケットのバットは面になっているので、面で捉えていくというか。どちらかというと体を振って返しているのが早いスイングではあったので、握った時に練習の一環として良さそうだなと思ったのでやりました」と意外な練習法を明かした。
現在、自己最多タイの4試合マルチヒット中の打撃に関しては「打球の角度とかはスイングの軌道で決まると思ってるので、そのスイングの軌道は構えから決まってますし、なので僕は構えが大事だというのが僕の考え方ではあるので、構えが決まれば、軌道もよくなるし、力の伝わるスイングになるしというところですかね」と打撃に関しての持論も語った。
また、6日(同)のカブス戦で2試合連続となる2号を放ち、松井秀喜氏の持つ175本のメジャー日本人選手最多本塁打にあと2本と迫った事について「特別な数字ではあるかなと思うので、早く打ちたいなって気持ちはあります」と話し、「もう少し早く打ちたいなと。そこ(175本)までというよりかは、もう次の1歩、次の1歩ということだと思います。シーズン中は特にそうだと思うので、今日打ったら明日また打てるように」と口にした。
そして、水原一平通訳の違法賭博問題で解雇され、20日あまりがたったが「まだ数週間で、今は遠征に来ているのでホテルで何かをするということもないですし、今のところは自分で球場に来て、何かやったりとか練習したりというところで。もちろんチームのみなさんのサポートもありますし、コーチ陣のサポートもすごく感じているので、そこは凄くありがたいと感じています」と応え、「野球をやるときはそのことは考えていないですし、変な話、やってきた技術は基本的には変わらないと思うので、それを信じてグラウンドの中で100%表現するのが僕の仕事なのでグラウンドの外で何があってもかわらないところかなと思います」と胸中を語った。
「ここ数週間いろいろあったので、まあ隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うと思いますし、そういう意味ではすごいいてくれてよかったかなと思ったことはあったかな」と結婚した真美子夫人へ感謝の言葉も。それでも「色々変えなきゃいけなかったりとかしているので、まだそんなに生活基盤みたいなものが出来ていない。リズムみたいなのができていないので今は作ったりとかではなく、何かを頼んだりとかっていうところで食事をしていますね」と現状の生活まで話した。