![大谷翔平選手が明かした家族への感謝「隣にいてくれてよかった」 水原氏不在で影響は【news23】](/assets/out/images/jnn/1105631.jpg)
ドジャース大谷翔平選手が違法賭博問題で解雇された通訳の水原一平氏が不在となった影響などについて、報道陣の取材に応じました。明かされた今の心境や家族、野球への思いとは。
大谷選手が家族へ感謝「隣にいてくれてよかった」
ドジャース 大谷翔平選手(3月26日)
「僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、また、それを頼んだりということはないし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことも全くない」
元通訳・水原一平氏の違法賭博問題について、声明を発表してから2週間。9日の試合を前に、大谷選手が報道陣の取材に応じました。
――通訳の水原氏不在の影響は?
大谷選手
「今のところは自分で球場に来て、何かやったり練習したりとかというところで、もちろんチームの皆さんのサポートもありますし、コーチ陣フロントのサポートもすごく感じているので、そこは今すごくありがたいなと感じています」
水原氏が違法賭博に関わった疑いがあるとして解雇されて20日あまり。それまでは常に傍らで大谷選手を支え続けてきましたが、“野球への影響はない”と語りました。
大谷選手
「野球をやるときに、特にそのことを考えてはないですし、やってきた技術は基本的には変わらないと思うので、それをまず信じてグラウンドの中で100%表現するというのが僕の仕事なので、そこはグラウンドの外で何があっても変わらないところかなと思います」
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大谷選手
「基本的な生活のリズムは変わってないですね。今日もそうでしたけどぎりぎりまで寝て来る感じなので、基本的にはあまり変わってないですけど、ここ数週間いろいろあったので、隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うと思いますし、そういう意味ではすごくいてくれてよかったなと思ったことはあったかな」
徐々に調子を上げてきた大谷選手。
松井秀喜氏が持つ、日本人メジャー最多ホームラン記録175本を目前にした気持ちについては…
大谷選手
「もちろん早く打ちたいなと、次の一本、次の一本ということだと思うので、今日もし打ったら、また明日も打てるように、その次も、その次の日もという感じなので、もちろん特別な数字ではあるかと思うので、早く打ちたいなという気持ちはもちろんあります」
大谷選手 会見後3本目の本塁打 日本人最多記録に大手
藤森祥平キャスター:
試合中の表情は開幕前後くらいから変わりないような気もしますが、やっぱり報道陣の前に立った時の様子は2週間前の会見当時に比べて違うなという感じがします。バッティングの調子が当時と比べて全然違うところが、会見に出てきて話をするなかで心の整理をつけていくという効果を生んでいるのかなという気もします。
小説家 真山仁さん:
やっぱり一流選手なので、そこの切り替えができないと一流になれないので、周りが騒ぎすぎなのかなっていう気はします。ホームランを打って当然の選手がホームランを打ったのはニュースじゃない。そういうふうにしてあげた方が彼の気持ちがラクになると思います。
それだけの才能がある選手だと思います。だから集中力が戻ってきて、本人もここはプレーで挽回しなきゃと思っているはずだから、プレーを応援することがいいとは思いますけど、そこにいろんなものを不随するのはもうやめましょうと、私は思います。