![女子アイスホッケー日本代表、B組最終戦で初勝利し逆転3位浮上 ! 準々決勝進出で12日にアメリカと対戦へ【2024世界選手権】](/assets/out/images/jnn/1100678.jpg)
アメリカ、ニューヨーク州ユーティカで行われている女子アイスホッケー世界選手権は10日、グループリーグの最終戦、日本対デンマークの一戦が行われた。この試合で勝利すれば、準々決勝進出が決まる日本代表・スマイルジャパンは3対0でデンマークを下し初勝利。B組3位となりベスト8入りを決めた。次戦の準々決勝では、A組1位のアメリカと対戦する。
3大会連続オリンピック出場を果たした日本代表の主力選手が引退し、若返りを図るスマイルジャパン。今大会はここまで、初戦の中国戦でPS戦負けを喫し勢いに乗れず、未勝利のままグループリーグ最終戦を迎えた。
日本は第1ピリオド、最初のパワープレーで小山玲弥が先制点をあげると、終始攻勢に試合を進め、第2ピリオド30分には高涼風が追加点。日本優勢のまま迎えた第3ピリオドでは、6人攻撃を仕掛けてきたデンマークに対し、日本は浮田留衣がエンプティゴールをあげて勝負を決めた。
2030年冬季五輪でメダル獲得を目標に掲げ、強化を進めるスマイルジャパン。中心選手の引退により、特に攻撃陣で若手の台頭が期待されるなか、準々決勝ではアメリカを相手にどのような試合を見せられるか、注目される。
【試合日程(日本時間)】( )は世界ランキング
4月12日(金) 9時30分 準々決勝 アメリカ(2位)対日本(7位)
10チームで争う世界選手権では、上位5チームが集まるグループAと、日本を含む下位が集まるグループBに分かれる。予選グループは総当たりで行われ、グループA5チームと、グループBの上位3チームが準々決勝に進む。グループB下位2チームは、ディビジョン1へ降格となる。
また、世界選手権後に更新される世界ランキングで、開催国を除くIIHF世界ランキング上位6位は、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の出場権を得る。
【グループB 順位表】
1位 ドイツ 勝点12、4勝
2位 スウェーデン 勝点9、3勝、1敗
3位 日本 勝点4、1勝、OTL1、2敗
4位 中国 勝点3、0勝、OTW1、OTL1、2敗
5位 デンマーク 勝点2、0勝、OTW1、3敗
【2024IIHF女子世界選手権 日本代表・スマイルジャパン】
■GK
増原海夕(22、道路建設ペリグリン)
川口莉子(19、Daishin)
■DF
細山田茜(32、道路建設ペリグリン)
小池詩織(31、道路建設ペリグリン)
人里亜矢可(29、Linköping HC/スウェーデン)
志賀葵(24、TOYOTAシグナス)
関夏菜美(23、HV71/スウェーデン)
山下栞(21、SEIBUプリンセスラビッツ)
篠田安(19、高須クリニック御影グレッズ)
佐藤虹羽(18、Daishin)
■FW
浮田留衣(27、Daishin)
高涼風(27、道路建設ペリグリン)
床秦留可(27、Linköping HC/スウェーデン)
永野元佳乃(25、HC Ladies Lugano/スイス)
三浦 芽依 (25、AIK/スウェーデン)
小山玲弥(23、SEIBUプリンセスラビッツ)
山下光(23、AIK/スウェーデン)
志賀紅音 (23、PWHL Ottawa/カナダ)
⾧岡真鈴 (21、SEIBUプリンセスラビッツ)
輪島夢叶 (21、道路建設ペリグリン)
伊藤麻琴(19、TOYOTAシグナス )
野呂里桜(19、Daishin)