【ヤクルト】巨人に競り負ける…先発ヤフーレは粘投も吉川、小林に本塁打浴び2失点 8回、丸山翔が好リリーフ&満塁の好機も

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2024-05-10 22:06
【ヤクルト】巨人に競り負ける…先発ヤフーレは粘投も吉川、小林に本塁打浴び2失点 8回、丸山翔が好リリーフ&満塁の好機も

■プロ野球 ヤクルト 1-2 巨人(10日・神宮)

ヤクルトは巨人に1点差で競り負けた。1回、ヤフーレ(26)は2死から3番・吉川尚輝(29)に第1号ソロ本塁打を放たれ先制点を許した。さらに1ー0で迎えた終盤7回表には1死から7番・小林誠司(34)に第1号ソロ本塁打を浴び、2失点。打線は巨人の先発・戸郷翔征(24)の前にわずか7回までわずか1安打。8回裏、代打・西川遥輝(32)が安打を放つなどチャンスを作ると2死二、三塁から捕逸により1点を返した。しかしその後、満塁の好機も追いつくことができず。

ヤフーレの立ち上がりは1回、巨人の先頭・丸佳浩(35)を見逃し三振、2番・佐々木俊輔(24)を右飛と2死を奪った。しかし3番・吉川に3球目を振り抜かれライトスタンドへ飛び込む第1号本塁打を浴びると初回に先制点を許した。

その裏、1点を追う打線は巨人の先発・戸郷に対し、先頭の塩見泰隆(30)は一飛、2番・丸山和郁(24)は二ゴロ。3番・オスナ(31)は遊飛と三者凡退で初回の攻撃を終えた。

1点を追う2回裏は2死から6番・長岡秀樹(22)、7番・中村悠平(33)が二者連続で四球を選び出塁。走者一、二塁と同点の好機を作るも8番・武岡龍世(22)は二飛に打ち取られ得点の本塁を踏めず。

その後、中盤5回まで打線はわずか1安打無得点。ヤフーレは巨人打線を1失点に抑える投球。
試合は終盤に差し掛かった7回表、1死走者無しから7番・小林に左中間への第1号ソロ本塁打を浴びると点差は2点に広がった。

ヤフーレは8回、1死走者無しから2番・佐々木に四球を与え出塁を許した。さらに3番・吉川に左安打を放たれるとレフトを守るサンタナ(31)がファンブルをし1死二、三塁のピンチを迎えた。4番・岡本和真(27)は敬遠し満塁策に。ここで2番手・丸山翔大(25)がマウンドに上がると5番・坂本勇人(35)を遊ゴロへの併殺打に仕留め追加点を与えず。見事な火消しに成功した。

8回裏、巨人の2番手・西舘勇陽(22)に対し、先頭の代打・西川が中安打を放つと1番・塩見は遊撃への内野安打で繋ぎ無死一、二塁に。2番・丸山和は送りバントを決め、二、三塁の絶好機を迎えた。3番・オスナは右飛に倒れ4番・村上宗隆(24)に打席が回った。村上は西舘が投じた5球目のカットボールを見逃し四球。そのボールを小林が捕逸すると1点を返した。なおも2死一、三塁とチャンスで西舘に代わり3番手・船迫大雅(27)がマウンドに上がると、5番・サンタナは四球。満塁の場面で巨人は4番手・高梨雄平(31)をマウンドに送る細かい継投策に出た。しかし満塁のチャンスも6番・長岡は三直に倒れ、追いつけず。

9回裏は5番手・バルドナード(31)に対し、無得点。1点差を埋めることができず試合終了となった。