三菱商事は、ケンタッキーフライドチキンを展開する「日本KFCホールディングス」の株式を、すべて売却すると発表しました。
【動画】三菱商事、保有する日本KFCの全株式をカーライルに売却へ 売却額は約400億円で、日本KFCは上場廃止の見込み
三菱商事は1970年に「ケンタッキーフライドチキン」の日本1号店をオープンして以来、経営に深く関わり、現在、ケンタッキーを運営する「日本KFCホールディングス」の株式35%あまりを保有しています。
三菱商事は、この株式をアメリカの投資ファンド「カーライル・グループ」にすべて売却すると発表しました。TOB=「株式の公開買い付け」などを通じて売却するとしていて、価格は1株あたり6500円で、直近の株価におよそ20%上乗せしています。
TOBの期間はあすから7月9日までで、売却額はおよそ400億円にのぼり、日本KFCホールディングスは上場廃止となる見込みです。