いまや食卓に欠かせない「ブロッコリー」が値上がりしています。
価格高騰の原因は?この状況はいつまで続くのでしょうか?
【写真を見る】「震えながら買ってる」“ブロッコリー”1株300円超えも 価格高騰いつまで【ひるおび】
ブロッコリー 倍以上に値上がりも
東京都内のスーパーではー
ベニースーパー佐野店 青果担当:
特にブロッコリーの値段が上がっています。
5月21日の価格は、1個387円。先月より倍以上高くなっていました。
東京・大田市場の卸売価格の推移をみると、
5月20日時点で1kgあたり685円。過去5年平均の377円と比べて300円以上高くなっています。
高騰の原因は3月の大雨に加え4月に暑い日が続いたことで、ブロッコリーが腐ってしまい出荷量が減ったことです。
ブロッコリーは、消費量が多く国民生活に重要な野菜として「指定野菜」への追加が決まっています。
「指定野菜」になると、生産・出荷・流通量・価格が安定し、食卓に並べられやすくなるとされていますが、実際に追加されるのは2026年度からです。
この高騰はいつまで続くのでしょうか?
スーパー「アキダイ」の秋葉社長は、
「すでに下りエスカレーターに乗っている。6月前半くらいをめどに平年並みになるのではないか」と話しています。
おサイフの強い味方「冷凍野菜」
野菜の値段が高い時の救世主となるのが「冷凍野菜」。
ブロッコリーに限らず、年間を通じて価格が安定しています。
その理由としてインテージ 市場アナリストの木地利光氏は、
「天候によって生鮮野菜の価格が上昇する中で、冷凍野菜については広大な農地を活用するなどして計画的に大量生産をすることができる」
としています。
コメンテーター 小林よしひさ:
ブロッコリーは娘が大好きなんですよ。ほぼ毎日お弁当に入れるので、毎日値段を見て震えながら買ってます。
冷凍食品のブロッコリーはまだ試したことがなくて味や栄養面もよければぜひ代替していきたいなって。
コメンテーター 中川翔子:
今の生のブロッコリーの値上がりはちょっと手を出しにくくなっちゃうので悲しいですね。
冷凍ブロッコリーは常備するようにしていて、たまに鶏胸肉とピリ辛で炒めたりするとすごく美味しいです。
(ひるおび 2024年5月23日放送より)