■MLB ヤンキース 6ー4 ドジャース(日本時間10日 ニューヨーク州ニューヨーク・ブロンクス区、ヤンキー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(29)が10日(日本時間)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。異例とも言える3連戦全てが全米中継となったヤンキース対ドジャースの名門対決、大谷は第3戦で4打数1安打、打率は.310となった。ヤンキースのA.ジャッジ(31)は2試合連続となるリーグトップの24号を放った。
最後のカードで中継局が大谷を取材、インタビュアーは元阪神のE.ペレス氏(54)が行った。まずは昨季までア・リーグでMVPを争っていたジャッジの印象を聞くと「でかいな。ハハハッハ。毎試合、毎年見てますけど見慣れないサイズですし、それだけで印象的ですけど、昨日でもそうでしたけど、打席でどういう状況でも自分のバッティングを崩さずにやってるのがとても印象的。見てて勉強になるなって思います」と笑顔で答えた。
さらに投手としてのリハビリについては「肘のケアもあるので、それも考えながら限られた中で調整しなければいけない難しさはもちろんありますし、リハビリ自体のすべてが思い通りにいってるわけではもちろんないので、調子の悪い日もあれば良い日もあるし、気持ち的にうまくいってない時は、手術後は不安になるものなので、そういう意味ででは暇というより、そういう考える時間が多いかなって感じはします」と現状を口にした。
全米が注目した8年ぶり敵地でのヤンキース戦を勝ち越したドジャースのD.ロバーツ監督(52)は「両チームともベストを尽くし、幸運なことに勝ち越したが、この週末は良かった。ヤンキースは素晴らしい球団だし、ジャッジは男の中の男として評価されている」と3戦で3本塁打を放ったジャッジを称賛した。
「このシリーズに入る前は良い野球ができていなかったが、いい戦いが出来て整った。オフデーを挟みホームに戻る。次のシリーズもいい感じで挑める」と移動日を挟んで本拠地での6試合を含む12連戦に向けて手応えを感じていた。