多くの人で賑わうイベント施設にペットボトルに入った有害物質がまかれたと想定したテロ対処訓練が、閉館した中野サンプラザの跡地で行われました。
きのう午後、東京・中野区の中野サンプラザの跡地で行われた訓練には、警視庁の機動隊や野方警察署の警察官などあわせて30人が参加しました。
訓練は、多くの人で賑わうイベント施設にペットボトルに入った有害物質がまかれ、利用者が倒れこんだという想定で行われました。
化学兵器テロなどに対処する警視庁NBCテロ専門部隊がペットボトルの液体を検査、回収した後、素早く除染を行いました。
訓練は去年閉館した中野サンプラザを活用して行われたもので、警視庁は「どのような事態にも対処できるよう官民の連携を確認し、備えていきたい」としています。
