![「セキュリティ・クリアランス制度」創設法 運用基準を定める諮問会議を6月下旬にも開催へ](/assets/out/images/jnn/1223850.jpg)
経済安保分野における重要情報の取り扱いを有資格者のみに認める「セキュリティ・クリアランス制度」をめぐり、高市経済安全保障担当大臣は、適正に運用していくための基準などを定める諮問会議を6月下旬にも開く考えを明らかにしました。
高市経済安全保障担当大臣
「諮問会議の第1回につきましては、今月下旬に開催する方向で調整中でございます。国会でお認めいただいた法律ですから、できるだけ早くということで、年内にも精力的にですね、回数をこなして仕上げていきたいなと思っております」
「セキュリティ・クリアランス制度」を創設する法律は5月に国会で成立しましたが、▼保全される情報の範囲や、▼重要情報にアクセスするために必要な「適性評価」に関する運用基準が未だ曖昧なままとなっています。
高市大臣は、諮問会議とあわせて関係省庁の次官レベルで構成される会議を開催しながら、重要情報の範囲が各省庁でバラバラとならないよう検討を深めたいとしています。