山本由伸 「投げながら少しずつ違和感が大きくなった」右上腕三頭筋の張り、指揮官は負傷者リスト入りに「高い可能性がある」

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-06-16 14:45
山本由伸 「投げながら少しずつ違和感が大きくなった」右上腕三頭筋の張り、指揮官は負傷者リスト入りに「高い可能性がある」

■MLB ドジャース 2ー7 ロイヤルズ(日本時間16日 米ロサンゼルス ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸(25)が本拠地でのロイヤルズ戦で今季14度目の先発。2回28球を投げ、1安打無失点、2回を投げ終わった所で右上腕三頭筋の張りで緊急降板となった。

試合後に山本は取材に対応し、腕の状態について「今週多少感じていて、状態がすごくよくなったので登板することになったんですけど、少し気になりながらの登板だったので、投げている中で少しずつ張りが強くなっているのが分かったので、早めにコーチ陣に言って交代させてもらいました」と話し、「試合前の張りは全然悪くなかったので、投げながら試合の中で少しずつ違和感が大きくなったのは感じたので、投げることは出来ましたけど、先を考えると、よくないかなという判断をしました」と自らマウンドを降りる判断を下したという。

「検査すると思いますけど、本当に感覚的にはそこまで悪いものではないです」と口にし、「本当に痛めたわけではなく、張りがちょっとずつ強くなったのを感じたので、それを感じながら投げることはよくないなと判断して、コーチと相談して代わることにしたので、そこまですごく大きな問題ではないです」長期離脱の可能性を問われると、「ちょっとどんな感じか分からないですけど、感覚的にはそんな長くなるような感覚ではないと思います」と軽症だと話した。

ドジャースのD.ロバーツ監督(52)は「次のステップは医師と相談することになる。明日の診察の様子を見る。検査が必要かどうかも見極める。前回先発の2日後くらいに痛みがあると言ってきた」とヤンキース戦終了後に痛みがあった事を語った。

「我々は危険な状態と感じたら投げさせることはしない。2回が終わった後、彼の上腕三頭筋はかたくなっていた。それで交代した」と監督も状態を確認していた。負傷者リスト入りの可能性を問われると「高い可能性がある」と答えた。