離婚後の子どもの親権を父親と母親の両方に認める「共同親権」が2026年までに導入されるのを前に、小泉法務大臣はきょうの記者会見で、制度の円滑な運営に向けた各省庁との連絡会議を設置したと明らかにしました。
今年5月に成立した改正民法では、離婚後の子どもの親権を父親と母親の両方に認める「共同親権」を新たに設け、2026年までに施行される見通しです。
小泉法務大臣はきょうの記者会見で、「共同親権」の円滑な運営に向けて、文部科学省や厚生労働省など関係する9府省庁による連絡会議を設置したと明らかにしました。
連絡会議の議長は小泉法務大臣が務め、教育や医療の現場などでどのような影響があるかなどを議論するとしています。
小泉法務大臣は「2年というと本当にあっという間。できるだけ早く結論が得られるものは答えを出して周知・広報したい」と話しています。
第1回の会議は今年7月に開かれる予定です。