■MLB ドジャース - レッドソックス(日本時間22日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地のレッドソックス戦で「1番・DH」で出場し、5回の第3打席で、4試合ぶりとなる30号ホームランを放った。
30号の大台到達は2021年から4年連続の快挙で、本塁打リーグ2位のブレーブス・M.オズーナ(33)が21日の試合で2打席連続ホームラン、27号・28号を放ち、大谷との差は1本となったが、再び2本差とした。さらに“日米通算250号”まであと1本に迫り、また一つ節目の記録に王手をかけた。
14日のタイガース戦で29号をマークした大谷は、日本人初の“メジャー通算200号”を達成。4年連続の出場となった17日のオールスターゲームでは、3回の第2打席で日本人初の“柵越えホームラン”を放つなど、ひと際存在感を示した。
この日のレッドソックス先発はK.クロフォード(28)、昨季対戦して、4打数無安打。5回の第3打席、甘く入ってきたボールを捉えると、打球は軽々とスタンドへ。打球速度187.8キロ、飛距離144.1m、角度28度の完璧アーチ。4試合ぶりとなる後半戦初アーチとなる30号、日本人選手初の4年連続30号となった。
チーム100試合目で30号を放った大谷はシーズン48.6本ペース。過去に日本人選手でシーズン30本塁打をマークしたのは04年の松井秀喜(31本)のみだったが、大谷は46本を放った21年から4年連続で大台に到達した。