日米韓3か国は、北朝鮮に対する制裁の実施状況を監視する新たな組織を年内に立ち上げるために協議を加速させることで一致しました。
北朝鮮への制裁の実施状況を監視してきた国連安保理の専門家パネルは、任期を延長する決議案がロシアの拒否権により否決されたため、今年4月に活動が停止されました。
北朝鮮による制裁逃れの増加が懸念される中、日米韓3か国の高官が7日に電話で協議し、専門家パネルに代わる新たな組織を年内に立ち上げるために協議を加速させることで一致したと、韓国外務省が明らかにしました。
また協議では、ロシアと北朝鮮の軍事協力に対する懸念が共有され、北朝鮮の非核化に向けて連携していくことが確認されたということです。