旧盆を迎えたきょう、能登半島地震の被災地でも多くの人が墓参りに訪れています。
元日の能登半島地震で震度6強の揺れを観測した珠洲市の本住寺では、地盤が傾くなどして114基の墓が被害を受けました。
きょうはブルーシートなどに覆われた墓の前で、住民らが花を供えていました。
墓参りに訪れた人
「もう現状もがれきだらけなんですけど、心の中のがれきもなかなか除去できなくて。これからどうしようかなと思って妻も母も話しているけど、お墓だけはなんとか傾いてるけど無事だったので、お墓参り行こうと思って来た」
本住寺では、去年5月の地震を受けて本堂の耐震工事を進めていましたが、元日の地震で全壊し、再建のめどは立っていません。