■AIG全英女子オープン 第3日(日本時間24日~25日、英・セントアンドリュース オールドコース 6784ヤード・パー72)
首位と5打差の3アンダー、5位タイでスタートした西郷真央(22、島津製作所)は、2バーディ、3ボギーのトータル「73」で回り、2アンダーの10位タイで3日目を終えた。トップと5打差で、最終日に逆転でのメジャー初制覇に挑む。
米女子ゴルフのメジャー今季最終戦の第3ラウンド。西郷は1番から3番までパーと、静かなスタートを切った。続く4番、残り132ヤードの第2打はグリーンを捉えるが、ピンまで長い距離を残す。3打目のバーディトライは寄せきれず、3mのパーパットもカップに嫌われ、ボギー。スコアを一つ落とす。
この日も10m以上の強風が吹き荒れる中、西郷は5番から8番までパーをキープ。迎えたパー4の9番、第2打をピンそばにつけるナイスショットを見せ、このホール、バーディ。笑顔を見せた西郷は3アンダー、7位タイで後半へと入った。
10番をボギーとするが、14番のロングホールで2オンに成功し、バーディ奪取に成功。西郷は再び3アンダーに戻した。しかし17番でボギーを叩き、トータル2アンダーの10位タイでホールアウトした。
3日目を終えて、この日7つのバーディを奪った申ジエ(36、韓国)が、7アンダーで単独トップに立った。他の日本勢は、岩井明愛(22、ホンダ)は1オーバーの27位、河本結(25、リコー)が2オーバーの34位、畑岡奈紗(25、アビームコンサルティング)と佐久間朱莉(21、大東建託)が3オーバーの43位。勝みなみ(26、明治安田生命)は4オーバーの58位、古江彩佳(24、富士通)と川﨑春花(21、村田製作所)は5オーバーの70位、大里桃子(26、伊藤園)は7オーバーの79位で3日目を終えた。