保育園に入ることができない待機児童の数が7年連続で減少して全国で2567人となり、過去最少を更新しました。
こども家庭庁によりますと、今年4月1日時点で認可保育所などに入れない待機児童の数は前の年から113人減り、2567人でした。
7年連続の減少で、1994年の調査開始以来の過去最少を更新し、近年のピークだった2017年と比べると10分の1以下となりました。
待機児童のいない自治体は全国のおよそ87.5%でした。
こども家庭庁は待機児童数が減った理由について、▽保育園の新規開設などで定員が増えたことや、▽少子化が想定以上に進んだことを挙げています。