覆面姿で燃え上がる「炎の玉」を投げ合う　エルサルバドル「火の玉祭り」

中米エルサルバドルの街で通りが火に包まれる「過激な」お祭りがおこなわれました。

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覆面姿の人たちが燃えあがる炎を手にとると、次々と投げ始めます。

エルサルバドル首都郊外の街で繰り広げられたこの光景。暴動かと思いきや、毎年恒例の火の玉を投げ合うお祭りです。飛び交うのは燃料を染みこませた布の塊で、地元の人たちが2つのチームに分かれて投げ合います。

「ラ・レクエルダ」と呼ばれるこの祭り、日本語で追悼の意味で、火山の噴火がもたらした被害を忘れないように、100年あまり前から毎年8月31日に行われているということです。