ロシアによるウクライナへの攻撃が続いているなか、ゼレンスキ-大統領は「この1週間で誘導滑空爆弾が800発以上使われた」と明らかにしました。
ウクライナメディアによりますと、8日、北東部ドネツク州にロシア軍の攻撃があり、3人が死亡、2人が負傷しました。
前日には、州内のホテルに「誘導滑空爆弾」による攻撃があり、2人が死亡したとのことです。
ゼレンスキー大統領は、この1週間でロシアがウクライナに投下した「誘導滑空爆弾」は800発以上にのぼり、イラン製のドローン「シャヘド」もおよそ300機発射されたと主張しました。
そのうえで、欧米が供与した兵器でロシア領内の長距離攻撃を認めるよう改めて各国に求めました。
一方、ウクライナはドローンなどによる越境攻撃を続けていて、ロシア西部・ベルゴロド州にある燃料貯蔵施設への攻撃を行ったと8日、明らかにしています。