イスラエル軍が、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラを標的に23日に行った大規模攻撃で、レバノン側の死者が274人に上ったと保健当局が発表しました。
イスラエル軍は23日、ヒズボラが民家に兵器を隠すなどイスラエルへの攻撃の準備を進めているとして、レバノン南部に対して大規模な攻撃を実施しました。
攻撃は、これまで対象ではなかった地域など、より広い範囲にわたって行われ、ロイター通信はレバノン保健当局の発表として、これまでに子ども21人を含む274人が死亡し、1024人がけがをしたと伝えました。
AP通信によりますと、イスラエル軍はヒズボラの拠点800か所以上を攻撃したということです。