資源エネルギー庁をかたり、太陽光発電設備の点検を促す偽の文書が配布されていたとして、資源エネルギー庁が三重県警に刑事告発したことがわかりました。
資源エネルギー庁によりますと、太陽光発電設備の点検を促す「違反事項通知書」と題した注意文書が今年5月ごろ、三重県内の太陽光発電事業者などに配布されているということです。
三重県が偽の文書としてホームページに掲載している文書は「経済産業省資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 再生可能エネルギー推進室」をかたり、「あなたの管理する太陽光発電システムは点検事項を満たしておりません」「早急に点検を行い違反事項改善を行ってください」「点検を行わない場合、行政執行手続きに移ります」と書かれています。
資源エネルギー庁によりますと、偽の文書とともに、太陽光発電設備の点検を行う業者を紹介するチラシが配られていたということで、先月、三重県警に有印公文書偽造の容疑で刑事告発したということです。