メジャー取材歴50年のジャーナリストが語るドジャース世界一のカギは「勝負強いバッティング」

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-10-05 11:55
メジャー取材歴50年のジャーナリストが語るドジャース世界一のカギは「勝負強いバッティング」

メジャーリーグのドジャースは日本時間6日から始まる地区シリーズでパドレスと対戦することが決まった。大谷翔平選手(30)は海を渡り7シーズン目で初のポストシーズン出場、悲願のワールドチャンピオンを目指す。取材歴50年以上のメジャーリーグ評論家、福島良一さんがドジャースが世界一へのカギは「勝負強いバッティング」と話す。

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ポストシーズンについて、複数の海外ブックメーカー、アメリカのESPN BETやイギリスのウィリアムヒルなどでは11シーズン連続でプレーオフ進出を果たしたドジャースが一番人気。さらにファンのSNSは「もちろんドジャース優勝で!」「ワールドシリーズも優勝だ」と、4年ぶりのワールドチャンピオンを期待するコメントも。

ドジャースは直近の2年間、連続して初戦敗退。大谷選手を加えナ・リーグ最高勝率チームとして臨む今年もドジャースに立ちはだかるチームがあると福島さんは言う。

メジャーリーグ評論家・福島良一さん:
必ずしも強いチームが勝つとは限らない。レギュラーシーズン最高勝率チームが意外と(プレーオフで)勝てない。レギュラーシーズンとは全く違うゲーム展開になる。

地区シリーズで対戦するダルビッシュ有投手(38)や松井裕樹投手(28)を擁するナ・リーグ西地区2位のパドレスについては。

福島さん:
パドレスはドジャースを最大のライバルと見ている。シーズンを通して振り返るとドジャースはパドレスに13試合で5勝8敗と負け越している。それだけにドジャースにとって嫌な相手であり、やりにくい相手でもある。

福島さんはパドレスで要注意選手に左のリリーフ、タナー・スコット投手(30)や左の先発、マーティン・ペレス投手(33)を挙げた。パドレスのサウスポーコンビ、タナー・スコット投手は最速161キロ。速球に強い大谷選手が苦戦するほどの剛速球が持ち味。マーティン・ペレス投手はバッターの手元で良く沈むクセ球が武器だ。

そこに今年、日米通算203勝を挙げたダルビッシュ投手と今季チーム2位となる64登板の松井投手を加えたパドレス投手陣に、ドジャース打線が苦しむと予想。

福島さん:
特にプレーオフになると相手ピッチャーが良いので、なかなか点が取れない。試合を決めるチャンスでの勝負強いバッティング【クラッチヒット】でゲームが決まることが多い。

クラッチヒットといえば自身のバットでチームを何度も勝利に導いてきた大谷選手。8月24日(日本時間)のレイズ戦では、サヨナラ満塁ホームランを放ったことも。
シーズン終盤の得点圏打率は11打数10安打で打率.909(9月20日〜27日)と驚異の9割越えを記録した。

福島さん:
レギュラーシーズン終盤のような大谷選手の【ここで欲しい!】というところでのヒットを期待したいですね。

短期決戦で求められる大谷選手の勝負強いバッティングがライバル・パドレス撃破、そしてワールドチャンピオンへのカギとなる。

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