日本時間6日のパドレス戦に先発するドジャースの山本由伸(26)が、5日の前日会見に臨み、「とにかく自信を持って明日は」と地区シリーズ初戦に向け意気込みを語った。
「昨日の練習前に監督と話をして、伝えられました」と初戦の先発を急きょ伝えられたという山本は「今まで何度か大事な試合では登板してますけど、また新しい気持ちで全力で頑張りたい」と話した。
負傷者リスト(IL)入りから復帰し、ケガの状態を聞かれると「感覚的にはすごくいい。9月に4試合登板して、試合での感覚だったりも細かいところもすごくいいものが出てきている。とにかく自信を持って明日はマウンドに上がりたいです。(何イニング投げるか)分からないですけど、1イニングに集中して」と意気込んだ。
当初第2戦での先発予定から第1戦に変更。「伝えられた時は多少ビックリするところもありましたけど、体調もすごく良かったですし、メニューも全然変えられるタイミングだったので、試合に向かってやろうと思いました」と率直な気持ちを。
大舞台と言えば、チームメイトの大谷翔平(30)とは23年のWBCでも共に戦った経験もあり、「WBCの時もすごくリーダーシップもあってチームをとにかく引っ張って、皆が行けるぞって気持ちにしてくれたのが翔平さんだと思いますし、すごくチームを引っ張ってもらったのは覚えてます」と振り返り、大谷へ信頼を寄せる。
予定では第2戦でパドレス・ダルビッシュ有(38)との投げ合いが実現したが、このシリーズでは松井裕樹(28)も含め日本人選手が4人揃う。「より高いレベルで対戦できるっていうのは選手の僕もうれしく思いますし、それ以上に日本のファンの方が楽しみにしてくださっているのも感じているので、とにかく全力で頑張りたい」と話した。