新刊『「みんな」って誰?』:災害復興と過疎化問題に向き合う

2024-10-03 09:30

世界思想社が、高齢化と人口減少の進む被災地から学ぶ新書『「みんな」って誰?』を刊行します。

概要

書名:「みんな」って誰?――災間と過疎をのびのび生きる
判型:四六判
頁数:208頁
価格:1,870円(10%税込)
ISBN:978-4-7907-1794-2
詳細URL:https://sekaishisosha.jp/book/b651900.html

心から「復興した」「過疎が止まった」と思える時代を描く

『「みんな」って誰?』は、被災した地域の中から「過疎が止まった」と心から思うことができる瞬間を探求しています。右肩下がりの時代に即した具体的なヒントが、被災地、特に人口減少や高齢化が進んだ地域から見出される、と著者は提唱します。

実践から得られた災復の知識と理論に基づく

宮本匠氏は、学生ボランティアや中間支援組織である「中越復興市民会議」のスタッフとして活動する中で得た知見に基づき、復興の具体的なリアルな事例と共感性に裏打ちされた議論を展開します。被災地で得た経験と知識、深い分析と現場でのエスノグラフィによって、他地域でも共通する問題解決の法則や原理が提供されます。

まとめ

本書『「みんな」って誰?』を通じて、読者達は、右肩下がりの時代でも、気持ちよく生きていくことができる方法について考え、理解することができます。過疎化が進んだ地域の復興の現場から得た具体的な事例と理論をもとに、「右肩上がりによくなる」未来を思い描く上での新たな視点を提供します。

関連URL:https://web.sekaishisosha.jp/posts/8261
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