防衛省は、今年7月に覚せい剤使用の疑いで逮捕された50代の防衛技官を免職処分にしたと明らかにしました。
防衛省の発表によりますと、処分を受けたのは防衛装備庁新世代装備研究所の50代の防衛技官の男です。
男が医療機関を受診した際、男の挙動を不審に思った医師が尿検査を行ったところ、覚せい剤の陽性反応が出たことから使用が発覚し、その後、逮捕されました。
50代の男は「7~8年前に初めて覚せい剤を購入した」と説明していて、SNSを通じて数か月から半年のペースで覚せい剤を入手していたということです。
また、「周囲に覚せい剤の使用がばれないように主に休日に使用していた」と説明しているということです。
防衛省はきょう、男を免職処分を行いました。
防衛装備庁は「職員が覚せい剤を使用し、逮捕・起訴され、有罪判決を受けたことは誠に遺憾であり、今後このようなことがないよう、服務指導を徹底し再発防止に万全を期していきたい」とコメントしています。