林官房長官は、北朝鮮が31日に発射したICBM=大陸間弾道ミサイル級のミサイルの射程は、1万5000キロメートルを超える可能性があると明らかにしました。
林官房長官
「北朝鮮が本日発射したICBM級弾道ミサイルについては、飛翔距離や飛翔高度など、これまでに得られている情報を踏まえれば、弾頭重量によっては1万5000キロメートルを超える射程となりうると見られます」
北朝鮮が31日に発射したICBM級ミサイルは、過去最長のおよそ1時間26分間飛翔し、防衛省は、飛距離はおよそ1000キロ、最高高度はおよそ7000キロを超えると推定していますが、林官房長官は「1万5000キロメートルを超える射程となりうる」と話し、アメリカ全土が射程に入る可能性があることを明らかにしました。